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高田馬場のとんかつ店「成蔵」閉店へ 最後の味求め行列、店はスタッフが継承

高田馬場のとんかつ店「成蔵」の看板

高田馬場のとんかつ店「成蔵」の看板

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 高田馬場のとんかつ店「成蔵」(新宿区高田馬場1)が3月21日に閉店する。店では閉店を知り最後の味を求めて訪れた客が行列をつくっている。

整理券配布前にできた、とんかつ店「成蔵」に並ぶ行列の様子

 同店は2010年8月にオープン。ネット上の高評価で口コミを集めてきたほか、メディアに取り上げられることも多く、レビューでは「さくさく、ふんわり柔らか食感」などと、低温で揚げる白いとんかつに感想も寄せられている。

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 店の前にできる行列は高田馬場エリアでは見慣れた光景にもなっていたが、昨年10月末ごろから整理券を配る方法に変更し、恒常的な行列は解消。その後は整理券を配布する時間に、少し行列ができる程度になっていた。閉店は2月16日にツイッターの同店公式アカウントで突然発表され、整理券を求めて並ぶ人が大幅に増加。整理券配布前に配布枚数を上回る事態も発生している。

 閉店後の4月からは、同店で修業しているスタッフが「とんかつ なりくら」として店を引き継ぎ営業する。成蔵の味を伝承していく予定だが、突然の告知にツイッター上では「成蔵閉店するとかカナシミ」「成蔵閉店の報を受けて動揺を隠せない…」(以上、原文ママ)など、閉店を惜しむ投稿が多く見られる。

 近くのシェアオフィスで働く大藤隆徳さんは「何度か食べたことがあるが、多くの人が並ぶのも納得するくらい本当においしいとんかつ。全国的に有名なお店だったので、閉店するのは残念。引き継ぐ人たちにも頑張ってもらいたい。長い間、本当におつかれさまでした」と話す。

 整理券は9時45分と16時45分ごろから配布(日によって早くなる場合あり)。木曜・日曜定休。

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