「早稲田文化芸術週間」が10月11日から、早大早稲田キャンパス(新宿区西早稲田1)を中心に行われる。
ワセメシスタンプラリーの景品「着られるエコバッグ」=早大で「早稲田文化芸術週間」
ライブ・コンサートや講演会、企画展、体験イベントなど、約30の企画を展開し、早大の多種多様な文化・芸術を発信するイベント。早大文化推進部が主催し、同部の学生ボランティア「文化推進学生アドバイザー」約30人が企画・運営を行う。
今年は文化推進学生アドバイザー自主企画として、社会科講師の伊藤賀一さんが早大の校友について語る講演会「アイム早稲田」を10月14日に行うほか、18日の「映画『鯨のレストラン』を観(み)てSDGsを語ろう-縄文時代から続く食の多様性、クジラ-」では上映後、監督の八木景子さんのトークや鯨肉試食体験などを行う。
早大周辺の飲食店を巡る「ワセメシスタンプラリー」や、各博物館に隠されたワードを探る「ミュージアムワードパズル」、早大のマスコットキャラクター・ワセダベアを見つける「ワセダベアをさがせ! inミュージアム」も企画。景品として、秋の行楽シーズンに合わせスポーツ観戦やレジャーで使えるグッズを意識したというオリジナルの「着られるエコバッグ」や「スタジアムクッション」のほか、夜の大隈記念講堂が表紙の「付箋」を、先着で正解者や条件達成者に進呈する。
早大にある6つのミュージアムではそれぞれ企画展を開催するほか、ライブ・コンサートは大隈記念講堂やキャンパス内、博物館内を会場に行う。今年はお笑いサークル「お笑い工房LUDO」のほか、津軽三味線、ウクレレ、合唱、アカペラ、交響楽団などの音楽サークルや応援部、パフォーマンスサークルが出演する。
文化推進学生アドバイザーの学生は「今回は早大生以外も参加しやすい企画が多いので、中高生や地域の人などの早稲田に少しでも興味がある人たちが、早稲田文化を知るきっかけになれば」と話す。
10月21日まで。ワセメシスタンプラリーは9月30日から。