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高田馬場イブ恒例武人姿で年末あいさつ回り 自身で仕留めたクマの毛皮まとう

あいさつ回りをした3人(右=金澤和輝さん、中=櫻井らむさん)

あいさつ回りをした3人(右=金澤和輝さん、中=櫻井らむさん)

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 クリスマスイブの夜、戦国武将と和服の町娘、スターウォーズをイメージしたキャラクターの姿をした3人が高田馬場、目白の街を練り歩いた。

道中の様子 その1=高田馬場イブ恒例の武人姿の年末あいさつ回り

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 高田馬場駅前の居酒屋「極ッ(ゴッツ) 高田馬場」(新宿区高田馬場2)店主の金澤和輝さんが、2014(平成26)年から取り組んでいる同企画。客として普段から来店する近隣の飲食店仲間にお礼の気持ちを込めた年末のあいさつ回りとして始めて、2022年からは毎年同行者のいるクリスマスイブの恒例行事となっている。クリスマスイブにした理由について、金澤さんは「始めた当初、クリスマスイブの高田馬場の飲食店は暇な店が多かったから」と話す。

 毎年、戦国武将の甲冑(かっちゅう)を身につける金澤さんは、狩猟免許(第一種銃猟、わな猟)を所持している。今年は、甲冑の上に自身が狩猟で仕留めたというクマの毛皮をまとい、街を練り歩いた。今年は新たに目白の「Art Bar TEMKARACO」(豊島区目白3)店主の櫻井らむさんが町娘姿で合流。目白まで足を伸ばして、櫻井さんと親交のある飲食店も巡った。スターウォーズをイメージしたキャラクターを装った男性は「ライトセイバースタイル」(京都府)の販売するライトセイバーを持ち同行した。

 この日は約20店を回り、各店の店主や客と親交を深めた。今年、クマの被害がニュースで頻繁に取り上げられていたこともあり、クマの毛皮を見たり、触ったりする人が多く、「毛が結構硬い」「どうやって仕留めたのか」などの質問が飛んだ。金澤さんは、狩猟した際の状況などを説明し、害獣駆除などでハンターが背負っているリスクなどを説明していた。雨天の中、道中では行き交う人と「メリークリスマス」と言い合う様子も見られた。

 金澤さんは「今年はクマを身近に感じてもらえる機会になってよかった。来年もあいさつ回りできるように1年間頑張っていきたい」と意気込む。

 櫻井さんは「初めての参加だったが、楽しかった。どのお店でも温かく迎えてもらえて、金澤さんのこれまでの積み重ねの結果だと思った。これからも、みんなで盛り上げていけたら」と笑顔を見せる。

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