ラーメン専門店の激戦地として知られる高田馬場駅周辺にある「焼きあご(トビウオ)」を使うラーメン店「麺匠いし井」(新宿区下落合1、TEL 03-6908-7007)が4月21日、新メニューを3種追加した。
「麺匠いし井」が新たに定番メニューにした「焼きあごカレーつけ麺」(880円)
同店は昨年9月にオープン。高田馬場駅前のさかえ通りから北に分岐し、新目白通りに通じる「キッチンニュー早苗」や「馬場南海」など地元で親しまれる老舗飲食店の並ぶ通りに立地する。「焼きあごをベースにじっくり煮込み、うま味をふんだんに引き出し、深みがあり風味豊かな焼きあごが香るラーメン」を提供。これまでしょうゆをベースにした「焼きあご醤油(しょうゆ)」(800円)と「濃厚焼きあご醤油」(850円)、「焼きあご」を使用したつけ麺がメニューの中心だった。
新たに追加された新メニューは「これまでのしょうゆベースとは違うアプローチで焼きあごのうま味を引き出した」という「焼きあご塩らーめん」(800円)、独自配合のルーとスープで作る「焼きあごカレーつけ麺」(880円)、「焼きあごカレーライス」(500円)の3つ。いずれもオープン当初から構想があり、一日限定などで提供していたところ、客に評判になったためレギュラーメニューに加えることにした。「焼きあご塩らーめん」は平日は夜間のみ、日曜・祝日は30食限定。
新しいメニューの提供に際して、4月12日~20日は店を閉店し、味を安定させるために準備してきた。これまでのレギュラーメニューも高級岩のりと言われる「ばらのり」をトッピングするなど、風味をさらに高める工夫をした。
店主の石井洸介さんは「1週間ほどお休みをいただき、その間に来店いただいたお客さまには申し訳なかった。その間、準備した新しいメニューはどれも『焼きあご』との相性を追求した自信作。最近は近隣の家族連れのお客さまも多く、子どもからもおいしいと評判を頂いている。新しい3種のメニューも賞味いただければ」と呼び掛ける。
営業時間は平日=11時~14時30分、16時30分~22時、日曜・祝日=11時~17時。土曜定休。