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「エンパク★こども演劇教室」 平田オリザさんの演劇ワークショップメソッドで

「エンパク★こども演劇教室(2018年)」最終日の発表会の様子(撮影:Yuka Kikuma)

「エンパク★こども演劇教室(2018年)」最終日の発表会の様子(撮影:Yuka Kikuma)

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 「早稲田大学演劇博物館」(東京都新宿区西早稲田1、TEL 03-5286-1829)が10月12日~14日、ワークショップ「エンパク★こども演劇教室2019 演じるってなんだろう」を開く。現在、参加者を募集している。

「エンパク★こども演劇教室(2018年)」平田オリザさん(中央)と子どもたち(撮影:Yuka Kikuma)

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 講師は、劇作家・演出家、劇団「青年団」主宰の平田オリザさん。2002(平成14)年度より、新しい学習指導要領に基づく国語教科書の中に採用された、オリジナル演劇ワークショップの方法論を用いて行う。コミュニケーションゲームなどを通じて演劇に触れるワークショップと、グループに分かれて演劇を創る創作コースとの2部構成で、自ら考えて創り上げていくスタイルの演劇ワークショップとなる。最終日には、早稲田小劇場どらま館の舞台で発表を行う。演劇経験は必要なく、表現や演技に関心を持つ小中学生が対象。

 本年度、同館では「エンパク★こどもプログラム」として、子どもの「今」と「未来」をテーマに4つのワークショップなどを企画する。「エンパク★こども演劇教室」のほかには、シェイクスピア劇を用いて自閉症の若者たちとの演劇活動を学ぶ「ハンター・ハートビートメソッド・ワークショップ」(終了)、ゲイの劇団「フライングステージ」が行う、子どもと大人を対象にした新作「アイタクテとナリタクテ」のリーディング公演とトークセッション「こどものためのフライングステージ」(10月23日開催予定、事前申込制)、俳優でエッセイストの室井滋さんが代表を務める「しげちゃん一座」による「絵本トーク&ライブショー」(12月24日開催予定、事前申込制)がある。

 「エンパク★こども演劇教室」の開講時間は各日10時~17時(予定)。会場は早稲田大学構内および早稲田小劇場どらま館。定員は24人(事前申し込みが必要、定員を超えた場合は抽選)。申込締め切りは9月11日17時。参加条件は、小学校高学年(5 年生・6年生)~中学生で、3日間とも全ての時間帯で参加可能な人。参加無料。

 同館広報の木村あゆみさんは「『演じる』のエッセンスを盛り込んだ楽しいゲームやグループワークを通して、新しい自分の可能性を知るきっかけになれば。演じることが初めての人も体験してほしい」と呼び掛ける。

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