「東京のんびり自転車散歩」をテーマに、「第12回東京夢舞いポタリング大会」が10月13日、都立戸山公園・やくどうの広場を拠点に開催される。主催は東京夢舞いマラソン実行委員会。
「東京夢舞いマラソン大会」と同日に同じコースを自転車で走行する大会で、2008(平成20)年より続いている。ポタリングは一人または家族連れや気の合う仲間で散歩する程度に軽くサイクリングすることをいい、同大会では順位を競わず、記録計測や順位表彰も行わない。
今回のコースは、戸山公園やくどうの広場をスタートし、新国立競技場、有明地区(テニス・自転車・スケートボード・体操・バレーボール会場)、東京辰巳国際水泳場、両国国技館(ボクシング会場)、日本武道館(柔道・空手会場)など、東京オリンピック・パラリンピック2020会場を巡る42.195キロとなっている。
参加資格は、大会当日に10歳以上で、交通ルールを守り自己責任において安全にコースを走行し、制限時間内に設定されたコースを走路誘導ボランティアの指示に従ってフィニッシュ地点に戻れる人などとする。
昨年の参加者は138人で、マラソンと合わせて1665人。660人のボランティアスタッフと医師15人、看護師27人、AEDバイク隊3人という体制で臨み、「2018年度グッドデザイン賞」を受賞している。
運営スタッフの京谷信一朗さんは「爽やかな秋空の下、東京の観光スポットをポタリングする夢舞ポタリングを、サイクリストの一人として応援する」と、参加を呼び掛ける。
参加募集人数500人(申し込み先着順)。参加費は、高校生以上=4,000円、小中学生=1,000円。