高田馬場駅前の書店「ブックファースト高田馬場店」(新宿区高田馬場4)が8月24日、19年の歴史に幕を閉じる。
1999年に「あおい書店高田馬場店」として開業した同店。2016年にあおい書店がトーハングループに編入され、昨年からブックファースト高田馬場店として営業していた。店頭には「閉店のお知らせ」が貼り出されている。
近くのコワーキングスペースで働く編集者の嘉山健一さんは、「売場が広く、店内を回遊しやすいレイアウトが印象的な書店だった。漫画、雑誌が充実していて、気楽に入れた路面店だけに残念」と話す。
高田馬場駅周辺では書店が減少しており、大型書店は高田馬場駅前の芳林堂高田馬場店(高田馬場1)のみとなった。