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早大特撮サークル「怪獣同盟」新キャラクター発表 早稲田祭に向け準備進める

早大特撮サークルの「怪獣同盟」が手掛ける「ヒーロー」「怪人・悪役」(提供:怪獣同盟)

早大特撮サークルの「怪獣同盟」が手掛ける「ヒーロー」「怪人・悪役」(提供:怪獣同盟)

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 早稲田大学公認サークル「怪獣同盟」が新キャラクター「呪将軍骸鬼(がいき)」を10月4日に発表し、11月2日・3日に開催される「早稲田祭2019」での「怪獣同盟ヒーローショー」に向け、準備を進めている。

「怪獣同盟」が新たに発表したキャラクター「呪将軍骸鬼(がいき)」のアップ画像

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 1983(昭和58)年に設立された怪獣同盟。特撮作品を見るだけではなく、自主映画の撮影、会誌や着ぐるみの製作、ヒーローショーの公演などの活動を行っている。これまで製作してきたオリジナルの着ぐるみの数は「ヒーロー」「怪人・悪役」「怪獣」など合わせて40体を超える。インカレサークルで会員は約50人。

 早稲田大学で開かれるイベントなどに出演するほか、近隣の幼稚園などでもヒーローショーを行うなど、地域との交流にも取り組む。過去の映像作品やヒーローショーはユーチューブで公開するほか、NHK総合テレビで放送されたドラマ「トクサツガガガ」のPR番組や日本テレビ系列で放送されている「嵐にしやがれ」で特集されるなどメディアへの出演もある。

 新たにお披露目された新キャラクター「呪将軍骸鬼」は、早稲田で活動する地域密着型の悪の組織「タカダノバーバリアン」の幹部。新キャラクターは、昨年11月に登場した「氷河から目覚めた超古代文明の鎧の剣士『早稲田剣士セリオン』」以来、約1年ぶり。発案は早大政治経済学部2年の松沢侑輝さんが、デザインは「セリオン」に引き続き、御茶ノ水美術専門学校の長崎涼さんが担当。制作は共同で行った。

 10月5日・6日に千葉市で開催された「2019日本ローカルヒーロー祭」でデビュー。怪獣同盟はヒーローショーごとに脚本を製作、約1カ月間練習を行い本番に臨んでおり、現在は「早稲田祭2019」に向け、日々練習を行っている。春学期は11月の「早稲田祭」に向けて、秋学期は4月の新歓、6月の「早稲田学生文化・芸術祭」に向けて、通常年に2回程度、約半年間をかけ新キャラクターを企画・製作している。

 「早稲田祭2019」での「怪獣同盟ヒーローショー」は、11月3日の12時5分~(会場=早稲田キャンパス 正門前ステージ)。子ども専用観覧スペースを用意し、ヒーローショーの後には、「握手&写真撮影会」を開く。ヒーローショーのほかに「展示・映像上映・ふれあいブース」(会場=早稲田キャンパス10号館 306・307・308教室)も展開し、フリーペーパー「怪獣時代」を配布する。開場時間は2日=10時~17時、3日=13時30分~17時。

 1日の「前夜祭」では17時15分~(会場=同キャンパス 10号館 109教室)、2日の「Opening Festival」では10時~(会場=同キャンパス 正門前ステージ)に、それぞれ他のサークルとのコラボ企画にも出演する。

 「呪将軍骸鬼」を発案した松沢さんは、「『呪将軍骸鬼』は、私たちが作ってきた着ぐるみの中でも大型。大物感を追及し、迫力が感じられる悪役を目指して作った。いつもは勝利している早稲田戦士を相当苦しめてくれると思う。『早稲田祭』のヒーローショーに向けて、地域のお子さんや特撮ファン・早大生など幅広い人に楽しんでもらえるよう準備している。一人でも多くの人にご覧いただければ」と呼び掛ける。

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