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早大で「早稲田文化芸術週間」 学生や地域と連携し、周辺エリア盛り上げる

学生ボランティア組織「文化推進学生アドバイザー」の渡邉早紀さん、山口真歩さん、田巻直子さん、加太(かぶと)美穂さん(左から)

学生ボランティア組織「文化推進学生アドバイザー」の渡邉早紀さん、山口真歩さん、田巻直子さん、加太(かぶと)美穂さん(左から)

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 早稲田大学(新宿区戸塚町1)が「早稲田文化芸術週間2019」を10月7日から開催する。

昨年開催の「Museum LIVE」でパフォーマンスする「早稲田大学チアダンスチームMYNX(ミンクス)」

 建学以来、積み重ねてきた歴史と伝統を通して蓄積された「早稲田らしさ」「早稲田文化」の魅力を伝えるイベントとして、2010(平成22)年から開催。「早稲田大学最大の文化芸術フェスティバル」と位置付け、大学・学生・地域が一体となり、講演会やコンサート、ワークショップなど、「観(み)る」「学ぶ」「楽しむ」「食べる」「知る」の5つのカテゴリーで約40のイベントを展開する。今年のキャッチコピーは「はじける情熱・つながる感動」。昨年は約2.2万人が参加したという。

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 7日、會津八一記念博物館1階ホールを会場に、早稲田大学交響楽団による「ミュージアムコンサート」(時間=12時20分~50分)、「漫画研究会 presents 早稲田の思い出を似顔絵に!」(時間=15時~16時)を開き、幕が開ける。期間中、毎日イベントを開催。20日は、早稲田大学校友会の祭典である「稲門祭2019」を行うほか、現役早大生だけでなく卒業生の関わる企画も実施し、全学的な盛り上がりを創出する。

 早稲田大学創立記念日で最終日となる21日には「創立記念日スペシャル 早稲田スポーツ・アニバーサリーステージ」(時間=12時15分~13時)を行う。ユニホームを身にまとった体育各部が會津八一記念博物館前に集まり、「早慶戦」などの秋シーズンの抱負を述べるとともに、第一応援歌の「紺碧の空」と「早稲田大学校歌」を斉唱。最後は全員で記念写真を撮影する。「創立記念日スペシャルLIVE」(時間=18時30分~20時、会場=小野講堂)も同日開催し、学生団体がフラダンス、ベリーダンス、ジャズダンスを披露して、イベントを締めくくる。

 地域や学生との連携も促進する。早稲田大学周辺商店連合会の協力により、近隣店舗で早稲田スポーツ新聞会が撮影した写真を展示する「早稲田スポーツ展」、ラーメン激戦地として知られる高田馬場・早稲田エリアにあるラーメン店を巡るスタンプラリー「ジモアラーメンラリー&総選挙2019」をはじめ、同大近隣に回遊が生まれる取り組みも行い、学内だけでなく、周辺地域も含めたにぎわいを作り出す。早稲田大学南門通り商店会の街路灯に、同イベントのフラッグを掲出するなど、地域も同大の取り組みに協力する。

 学生ボランティア組織「文化推進学生アドバイザー」が企画するイベントでは、16日に近隣のカフェ「Whistle CAFE(ホイッスルカフェ)」のオーナーなどを招くトークショー「カフェ進化論」(時間=18時20分~19時50分)、17日に同大非常勤講師で学生に人気の講座「人形メディア学」を担当する菊地浩平さんと「ふなっしー」を招き、特別講演「人形メディア学特別講演『ふな菊祭』」(時間=14時45分~16時15分、以上、会場=小野講堂)を行う。

 「カフェ進化論」を企画した同アドバイザーの山口真歩さんは「『Whistle CAFE』は、単に食事や飲み物を提供するカフェではなく、さまざまなサークルの活動を盛り上げてくれる場所。学生と地域の交流の場になっている。これまで各サークルとコラボしてきたメニューや進化してきた取り組みを多くの人に知ってもらう機会になれば」と話す。

 「ふな菊祭」を企画した同アドバイザーの田巻直子さんは「菊地先生が『ふなっしー』に言及している記事を読み、この2者が対談すると面白いのではないかと思い企画した。当日、講演の中で行う質問を公募したり、『ふなっしー』と記念撮影したり、参加者の方にも楽しんでもらえるよう工夫している。後日、動画配信を予定しているので、多くの人に見てもらいたい」と話す。

 「文化推進学生アドバイザー」は、ほかにも「シルクスクリーン印刷でオリジナルトートバッグ作り!」やプレゼント企画のワードパズル、プレゼントの企画、近隣飲食店や生協とのコラボメニュー企画などに関わっている。学生の企画実現だけでなく、パフォーマンスサークルの出演団体数も増やし、学生の活躍できる場を増やした。

 大学4年間を通じて「文化推進学生アドバイザー」に関わってきた加太(かぶと)美穂さんは「早稲田文化を広める活動に参加することで、数え切れないほどある早稲田文化に触れることができ、自分では考え付かないような企画を考える学生との出会いがあり、視野が広がったり、驚きを感じたりした。多彩な文化活動のある早稲田の魅力を、芸術・文化の秋に感じていただければ。感動や驚きに出合える場になるはず」と呼び掛ける。

 入場無料(一部有料・要事前予約のイベントあり)。

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