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高田馬場で「ウイスキーフェスティバル」 世界「数百種類」のウイスキー

JR高田馬場駅に掲出された「ウイスキーフェスティバル2019 in東京」のポスター

JR高田馬場駅に掲出された「ウイスキーフェスティバル2019 in東京」のポスター

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 「ウイスキーフェスティバル2019 in東京」が11月16日・17日にベルサール高田馬場(新宿区大久保3)で行われる。

昨年行われた「ウイスキーフェスティバル2018 in東京」の会場の様子

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 ウイスキーやスピリッツを集めるウイスキーファンに向けたイベント。ウイスキーの蒸留所・メーカー、インポーター、酒販店などがブースを出展し、ウイスキーの試飲のほか、カクテルやビール、シガー、フードなども提供する。主催はウイスキー文化研究所(渋谷区広尾5)。

 出展ブースでは、「世界5大ウイスキー」と言われるスコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本のメジャーブランドのウイスキーをはじめ、「クラフトディスティラリー」と呼ばれる小規模蒸留所のクラフトウイスキーも試飲できる。「世界中から数百種類のウイスキーが集まり、メジャーブランドはもちろん、インドやスイス、ニュージーランド、台湾など、有名どころから新進気鋭のものまで、話題のボトルを一度に試飲できるチャンス」(ウイスキー文化研究所)という。

 カクテルブースでは、PBO(プロフェッショナル・バーテンダーズ機構)が主催する「バーテンダーズ・コンペティション」で入賞した実績を持つバーテンダーがカクテルを提供。両日でバーテンダーが入れ替わり、16日はイベントのためのオリジナルカクテルを、17日はウイスキーベースのカクテルを用意する。

 国内外のウイスキー業界で活躍するブランドアンバサダーやブレンダーなどをゲストに招く「スペシャルテイスティングセミナー」を14コマ行い、ウイスキー・ジン・ラム・テキーラの4大スピリッツを網羅するという。それぞれの歴史やこだわりなどを話すほか、普段は公開しないウイスキー原酒や貴重なウイスキーのテイスティングも行う。

 昨年に引き続き、数量限定の開催記念ボトルやオリジナルグッズを会場特別価格で販売する。開催記念ボトルは長野県上伊那郡宮田村にあるマルス信州蒸留所で造られた「駒ヶ岳 2012 7yo」(1万3,000円)、スコットランドの「マノックモア 2007 12YO」(9,000円)、「グレントファース 1992 21YO」(1万9,000円)、アイルランドの「ティーリング 2003 15yo」(1万1,000円)の4本。「オリジナル100mlボトル」(1,000円)は5種類販売する。購入するには、抽選販売や事前に配布する引換券が必要になる。

 オリジナルグッズは、テイスティングコメントやデータを書き込めるA6サイズの手帳「Whisky Note」(1,000円)、「オリジナルテイスティンググラス」(500円)、代表的な蒸留所のポットスチール(単式蒸留器)を1枚にまとめたA2サイズポスター「POT STILLS POSTER」(800円、国内・スコッチの2種)、14種類の「蒸留所版画トートバッグ」(1,000円)などを用意する。

 ウイスキー文化研究所の代表・土屋守さんは「私たちがウイスキーフェスを始めたのは、2007(平成19)年。銀座の商業ビルの7階の小さなスペースで、入場者わずか400人足らずだった。それから12年で、今や出展企業は80社以上、入場者1万人規模の日本最大のウイスキーフェスになった」話す。

 「ウイスキーだけでなく、ジンやテキーラ、ラム、そしてブランデー、スピリッツなど世界のあらゆる蒸留酒が勢ぞろいする。ウイスキーにまつわる書籍・グッズ類が充実しているのも、私たちのフェスの特徴。とにかく飲んで、知って、語らって、ウイスキーの楽しさに触れる一日となることを願っている。スランジバー!」と意気込む。

 開催時間は、16日=12時~19時、17日=11時~18時。カクテルブースは16日=13時~16時、17日=11時~18時。入場料は1日入場前売券=4,500円、2日通し入場前売券=8,000円。当日券は一律5,000円。セミナーは要事前予約、別途参加費が必要(一部無料)。

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