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高田馬場の居酒屋「わっしょい」、クラファン翌朝に500万円 「心のふるさとを応援」の声

多くの早大生・卒業生にとって、思い出の地となっている高田馬場の居酒屋「わっしょい」の外観

多くの早大生・卒業生にとって、思い出の地となっている高田馬場の居酒屋「わっしょい」の外観

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 高田馬場の居酒屋「わっしょい」(新宿区高田馬場1、TEL 03-5273-0267)が5月7日にクラウドファンディングを開始し、翌8日の9時に目標金額の半額である計500万円の支援を793人から受けた。

クラウドファンディングで支援を呼び掛ける「わっしょい」の園田義則さん、中之村俊社長、今村浩介料理長

 「わっしょい」は1988(昭和63)年オープン。学生を中心に幅広く親しまれる居酒屋として、おととし30周年を迎えた。28人と20人が入れる個室、60人の座敷を用意し、大人数の打ち上げにも対応するほか、安価で提供するコース料理や飲み放題などが、現役早大生・卒業生から近隣住民まで幅広く親しまれている。特に早稲田大学のサークルの打ち上げでは、安価で大人数で入れるため重宝されている。

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 周辺の飲食店と同様に、「わっしょい」も新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受けている。料理長の今村浩介さんは「例年と比べ売り上げが80%以上落ちている。4月は周辺大学の学生の新歓コンパが多く、去年は約300件あった予約が、今年は全てキャンセルになってしまった。昼のランチやテークアウトもやってみたが、売り上げの落ち込みをまったくカバーできていない」と話す。

 今村さんは「当初は4月で収束する」と見込んでいたが、緊急事態宣言が延長されそうな報道、早稲田大学の前期の全ての授業のオンライン化、学生に対する8月1日までのサークル活動などの自粛要請などを受け、「どんどん状況が悪化していった」と振り返る。常連客から「クラウドファンディングをしてみてはどうか」と提案されたり、高田馬場のゲームセンター「ゲーセンミカド」のクラウドファンディングの取り組みを知ったりし、「このままでは店の存続が厳しくなるので、自分たちも取り組んでみることにした」と話す。

 4月上旬からクラウドファンディングについての話し合いや準備を進め、グッズデザインは常連客でデザイナーのKNAVETOKYOさんの協力を得た。リターンは「わっしょい」オリジナルジョッキのペアや今回のプロジェクト限定のTシャツなどを送る「わっしょいグッズコース」(ペアジョッキ=3,000円、Tシャツ=5,000円)、「お食事券コース」(1万円)、「わっしょい」店内に掲示する名札権を送る「わっしょいがんばれ!」(3万円)、「わっしょい」の1日貸し切り券を送る「わっしょいドリームチケット」(100万円)などを用意する。

 「わっしょい」がクラウドファンディングの開始をツイッターでツイートすると、「フォロワー各位~!我々の心のふるさとわっしょいを応援しようぜ!!!お食事券やグッズがリターンされるからきっと損はしないし、何よりわっしょいに消えてほしくない!」「懐かしき思い出。支援せねば」「社長さんの誠意と熱意を感じるプロジェクト本文に涙が出ました!」(以上、原文ママ)という声が続々と上がった。

 「わっしょい」の中之村俊社長は「1,000万という高額な目標金額は、当店の厳しい現実を見据えた上で設定したもの。悔しいが、私個人の力では限界がある。厚かましいお願いだが、皆さまのご理解、ご協力をお願いできれば」と呼び掛ける。「これからも『わが心のふるさと』として、お客さまと共に成長し、未来ある若者たちの『第2のふるさと』であり続けていきたい」と意気込んだ。

 クラウドファンディングは6月22日まで。

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