江戸時代に新宿から大久保方面にかけて栽培されていたという「内藤とうがらし」を使ったメニューを提供する街バルイベント「バル辛フェスタ2018」が9月29日~10月3日の5日間、高田馬場周辺の飲食店で開催される。実行委員会とアトム通貨内藤とうがらし再興プロジェクトが主催する。
2010年から内藤とうがらしを復活させる取り組みが行われており、同イベントはその一環。「内藤とうがらしは、一般の唐辛子(鷹の爪など)に比べると辛さはマイルド。だしの代わりになるほど、うま味成分がギッシリ詰まっており、辛いものが苦手な方も参加できるのが特徴」という。
今回は27店が参加し、うち6店が初参加となる。参加者は4枚つづりのチケットを購入することで、好きな店で「内藤とうがらし」のメニューを楽しむことができる。チケット1枚ごとに1フードと1ドリンクを提供。
実行委員会の日高海さんは「地域ゆかりの伝統江戸野菜『内藤とうがらし』を味わうだけでなく、入ったことのない店の扉を開き、新たなお気に入り店を見つける機会につながってほしい。グループでの参加や他の参加者との出会いなどで地域のコミュニケーションも活発になるイベント。この機会に高田馬場を満喫していただければ」と参加を呼び掛ける。
チケットは、前売り=3,000円、当日=3,500円。前売りチケットはフェイスブックページ、参加店、西武鉄道の駅ナカ・コンビニ「トモニ―」(高田馬場駅橋上店、高田馬場駅早稲田口店)で販売している。