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早稲田応援ソング「そして紺碧の空へ」が第4弾 「戻りつつある活気を表現」

「そして紺碧の空へ ダンスver~トべない奴は慶應ボーイ~」のサムネイル画像

「そして紺碧の空へ ダンスver~トべない奴は慶應ボーイ~」のサムネイル画像

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 早大生の文化・芸術サークルをつなぐプロジェクト「SHARP♯」が、早稲田の応援ソング「そして紺碧(こんぺき)の空へ」の第4弾となる「そして紺碧の空へ ダンスver~トべない奴は慶應ボーイ~」(以下、ダンスver)を11月30日にユーチューブで公開した。

「そして紺碧の空へ ダンスver~トべない奴は慶應ボーイ~」の出演者集合写真 その1

 「SHARP♯」は5月に公演を開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止に。「SHARP♯」代表の遠藤伶さんらはコロナ禍の中で「この思いを未来へとつなげ、早稲田で語り継がれる歌を創りたい」という思いから「そして紺碧の空へ」の制作を始めた。早大OBの作曲家・杉山勝彦さんに作曲依頼し、ツイッター上で集められた歌詞を基に作詞も行った。

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 ゴスペラーズで早大OBの村上てつやさんがボーカルを務めた第1弾のミュージックビデオを6月27日に、早稲田大学交響楽団が演奏を行い、「早大生の等身大の思いの詰まった」歌詞に焦点を当てている第2弾のリリックビデオの女性ボーカルバージョンを7月7日にそれぞれ公開した。

 早稲田の街の飲食店などの店主やジャーナリストの田原総一朗さんをはじめとする早稲田卒の著名人も参加した第3弾の「そして紺碧の空へ-早稲田合唱ver-」を8月31日に公開し、第4弾の準備を進めてきた。第1弾のミュージックビデオは公開から5カ月で10万回弱再生されている(12月3日時点)。9月には早大卒業式の動画BGMにインストバージョンが採用された。

 最後の「そして紺碧の空へ」となる第4弾の「ダンスver」について遠藤さんは、「早稲田を思い浮かべたときに、パフォーマンスサークルの耀きは外せない」とした上で、「早稲田祭を経て、少しずつ戻りつつある早稲田の活気を表現したかった」と振り返る。

 「ダンスver」はラグビーワールドカップ開会式の振付も担当した早大OBで振付師のSHOJINさんが振り付けた。早大サークルメンバーなどのダンスとある早大生を取り巻くドラマで構成する。ミュージックビデオの主演は、現役早大生の金原宏汰さん、ヒロインは同・村田凜乃さん、監督は同・大野遼大(りょうた)さんが務めた。

 「ダンスver」の制作は遠藤さんがSHOJINさんに協力を仰いだ5月から始まった。8月に「ダンスver」に出演する早大のサークルに声を掛け、38団体が協力することに。11月17日に大隈記念講堂(新宿区戸塚町1)で、18日に早大東伏見キャンパス(西東京市東伏見2)のサッカー場で撮影を行った。

 11月11日に惜しまれつつも閉店した早大生に愛されてきた居酒屋「まんぷく亭」や早稲田大学周辺でも撮影を行い、早稲田周辺の飲食店の店主や戸塚第一小学校の児童・保護者を含む200人以上が撮影に参加したという。監督を務めた大野さんは「早大生の持つさまざまな個性を意識し、スマホの小さな画面からでも早大生の持つエネルギッシュさやパワフルな感じを表現できるように撮影と編集を行った」と話す。

 「ダンスver」の公開がツイッターで発表されると「とてもとても早稲田らしい」「感動。。。」「やっぱり早稲田がいいね」「今年に関していうと、いろんなことが制限されるなかどうしたら実現できるかを考え続けて実現してきた早大生。『学生』とは思えないくらい多才でチャレンジングで羨ましい。」(以上、原文ママ)と喜びの声があふれた。

 遠藤さんは「まずはこの『ダンスver』を多くの人に歌って踊っていただきたい。そしてコロナ自粛期間、早大生が何もしていないということはない。あの期間で早稲田文化が廃れたということも絶対にない」と話す。

 「コロナ禍でも、ずっとそこにあり続けた早稲田の文化や個性が本当にそのままミュージックビデオを通して表現できていることを切に願うと同時に、早稲田文化を未来につなげていけるような作品になっていたらうれしい」とほほ笑んだ。