高田馬場の「ラモス食堂」(新宿区高田馬場3)が6月9日、新メニュー「スパイスリゾット」の提供を開始した。
高田馬場の「ラモス食堂」の「ビーフタコライス」(大盛り)と、「自家製Big唐揚(あげ)2コ」
「ラモス食堂」は、RyoさんとFumiさんが、2017(平成29)年に立ち上げたココナツカレー専門店「ラモスカレー」を今年4月23日にリニューアルした店。「ラモスカレー」は、高田馬場の居酒屋「ニュージャック」や「Bar DAIGO」などで間借り営業を続けてきた。間借りへの好意は、地元飲食店の若手店主によるコミュニティー内のつながりで得たものという。昨年10月には現在の場所に移転し、実店舗を構えていた。
4月のリニューアルは、新型コロナウイルスの影響や中長期的に料理の幅を広げるためなどの理由による決断。リニューアル後は、メニューをタコライスを中心に変更した。タコライスは、北部タイの郷土料理にヒントを得たオリジナルのタコスミートを使う「オリジナルタコライス」、しょうゆをベースにスパイス各種とチリで仕上げた「ビーフタコライス」(以上800円)などを提供してきた。
新メニューの「スパイスリゾット」(同)は、ジャスミンライスにスパイス各種を絡めてチーズとココナッツミルクでリゾットに仕上げたメニュー。チキン、ほうれん草、トマト、パクチーが具材で、温玉を乗せ、チリとハバネロを振っている。
いずれのメニューも辛いものとパクチーが苦手な人には、調整してメニューを提供する。別料金のトッピングには、「自家製Big唐揚(あげ)2コ」(200円)、サワークリーム(150円)、グリーンカルダモン(70円)、追加パクチー(200円)、ニンニク(70円)、花サンショウ(70円)、チェダーソース(70円)など10種類を用意する。トッピングは、メニューに合わせたものがメニューごとにもあるといい、店内のメニュー表で薦めている。
Ryoさんは「スパイスリゾットをこれまでの経験を生かした新しい看板メニューにしていきたい。ココナツミルクなどのタイ料理の要素とメキシコ風のアメリカ料理のテクス・メクス料理の要素を合体させたようなメニューになっている。裏メニューではタコスも用意している。数量限定なので、店で確認していただければ」と話す。
まん延防止等重点措置中の営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=18時~20時。テークアウトとUber Eatsにも対応する。祝日定休。