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早大の西早稲田キャンパスで「理工展」 科学と触れ合い、魅力や面白さ伝える

昨年開催された理工展のステージの様子

昨年開催された理工展のステージの様子

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 「第65回理工展」が11月3日~4日、早稲田大学西早稲田キャンパス(新宿区大久保3)を会場に開催される。

「理工展」の公式マスコットキャラクター「矢口くん」

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 「理工展」は、早稲田大学の理工学部がある西早稲田キャンパスで開催される早稲田理工の学園祭。今年のテーマは「科学が織りなす物語」。「理工学生の発信する活動成果や科学の魅力と、来場者の科学への興味や好奇心と糸のように絡み合うことで、更なる物語を織りなす学園祭になってほしい」という願いを込めた。「科学が持ついろいろな側面を見て、感じて、楽しんでもらうことを目指す」という。

 約70の企画を展開し、「展示・講演」「実験・体験」「模擬店・カフェ」「本部」の4つのカテゴリに分類されている。村田研究室の「粉塵・ガス爆発実験」など研究室による実験企画や、早大防災教育支援会WASENDによる防災について学べる「防災教室!」、ロボットの展示や二足歩行ロボット大会を行う理工展連絡会の「ロボットフェスティバル」などさまざまなジャンルの企画を用意する。

 HEXA TRICKによる「実験レポート締切からの脱出」は、早稲田大学の理工学部生が全員受講する実験「理工学基礎実験」を謎解きで疑似体験できる。こども向けの企画としては、製作・体験型実験教室「松丸先生の実験教室」などを開催し、幅広い年齢の人が楽しめる学園祭になっている。

 理系志望の中高生向けの企画も多数そろえる。教授から直接話が聞ける「研究室見学ツアー」や、学科ごとの早稲田理工生の大学生活を知ることができる「ワセリコセミナー」、理系志望の女子向けに理系女子に関する常設企画とトークショーを実施する「リケジョの部屋」など、理系を目指す中高生に早稲田理工の魅力を伝える。

 模擬店は早稲田大学理工漕艇部によるチュロスや釣りサークル「探水会(たんすいかい)」による明石焼き、卓球サークル「cossAck」による牛串と焼き鳥の販売など、約20店がキャンパス内に屋台を構える。

 理工展開催に合わせ、理工展公式アプリもリリース。バス停や自動販売機の位置を標示するキャンパスマップや、それぞれの企画の概要や開催場所を紹介するページなどを用意。ARを使って理工展の公式マスコットキャラクター「矢口くん」と一緒に写真撮影が可能な「AR矢口くん」も導入している。アプリは理工展の公式サイトからダウンロードできる。

 早稲田祭2018と同日開催のため、理工展が開催される西早稲田キャンパスと早稲田祭が開催される早稲田キャンパスで無料の連絡バスを運行する。正門前のバス停から、戸山キャンパスを経由して所要時間約15分で早稲田キャンパスまで移動可能。気軽に早稲田祭も理工展も参加でき、2日間を通して「早稲田」を楽しめる。

 第65回理工展連絡会の代表・三田智尋さんは「理工展は講演会や実験体験など幅広い企画を通じて科学の魅力や面白さを伝える学園祭。もちろんステージパフォーマンスや模擬店といった学園祭ならではの企画も充実している」と話す。「来場者の皆様に理工学の魅力と早稲田大学の魅力が結び付くことによって生まれる理工展独自の魅力を感じていただけるよう現在準備を進めている。皆さまのご来場を心よりお待ちしている」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は、11月3日=10時~17時、4日=10時~16時。

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