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高田馬場の「でぶちゃん」にエリア初の冷凍ラーメン自販機 「ラーメン凪」の協力も

高田馬場の博多ラーメン「でぶちゃん」の店先に設置された冷凍ラーメン自動販売機「RAMEN STOCK 24」

高田馬場の博多ラーメン「でぶちゃん」の店先に設置された冷凍ラーメン自動販売機「RAMEN STOCK 24」

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 高田馬場にある博多ラーメン「でぶちゃん」(新宿区高田馬場2、TEL03-6457-6745)が7月11日、冷凍ラーメンを販売する自動販売機「RAMEN STOCK 24」の稼働を始めた。

高田馬場の博多ラーメン「でぶちゃん」の自動販売機「RAMEN STOCK 24」の冷凍ラーメンの中身

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 でぶちゃん」は2018(平成30)年6月オープンの博多ラーメン専門店。博多ラーメンを中心に、九州の郷土料理や旬の食材を使った料理、酒を提供する居酒屋スタイルが特徴。コロナ禍で通販やワークショップ「ラーメン屋さんごっこ」、ユーチューブチャンネルなど新しい取り組みを継続してきた。店主の甲斐康太さんは「新しいことに取り組むのが大好き」と話す。

 取引先に紹介され導入を決意したという冷凍ラーメンの自動販売機。「すごい煮干ラーメン凪(なぎ)」運営をはじめラーメンに関わる事業に取り組む凪スピリッツジャパンの冷凍自販機のブランド「RAMEN STOCK 24」の3台目として運用する。ラーメンの冷凍自販機としては、高田馬場・早稲田エリアで初、新宿区内では2台目になるという。

 「でぶちゃん」では「RAMEN STOCK 24」を店の軒先に設置。利用者は24時間いつでも購入できる。通販などに取り組んでいたノウハウのおかげで、7月9日の搬入から2日の準備で稼働を始めることができたという。初めて購入したのは、稼働開始のタイミングに店内で食事をしていた客だった。

 現在、販売しているのは、ラーメン凪の「すごい煮干ラーメン」「ゆず塩すごい煮干しラーメン」、でぶちゃんの「博多ラーメン」「でぶ味噌(みそ)ラーメン」「DEVJIRO(G系)」(以上1,000円)。パッケージの中には、冷凍の麺と具入りスープが入っており、麺をゆで、スープは湯煎して調理する。ラーメンごとに作り方のレシピも封入する。

 客からは「冷凍ラーメンと言われなければ分からないレベルのおいしさ。店で食べているラーメンと同じ水準」という声もあった。手土産に購入する客、スナックへのお土産にするという客もいるという。甲斐さんは「使い方は人それぞれ。こんな使い方をしていますというのがあれば教えてほしい」と笑顔で話す。

 「今後は首都圏外のラーメンも扱っていきたい。冷凍ラーメンやパッケージは改善を続けていく。新しい飲食店の在り方を模索していければ」と意気込む。「お客さんも自分も楽しめるようなことをしていきたい」とも話し、薬味3種を入れた当たり付きのラーメンを忍ばせるような遊び心も。「今後は店割引券なども入れていく予定」と言う。

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