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高田馬場の「らーめん我羅奢」が夏季限定「冷やし鶏塩らーめん」 2年ぶり復活

「らーめん我羅奢(がらしゃ)」の夏季限定「冷やし鶏塩らーめん」

「らーめん我羅奢(がらしゃ)」の夏季限定「冷やし鶏塩らーめん」

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 高田馬場の「らーめん我羅奢(がらしゃ)」(新宿区西早稲田2、TEL 03-3203-5946)が夏季限定メニュー「冷やし鶏塩らーめん」の提供を7月30日に始めた。

「らーめん我羅奢」の定番メニュー「鶏白湯(ぱいたん)らーめん(塩)」

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 店主のトニーさんが、2009(平成21)年に現在の店を居抜きで借り、前の店の店名とレシピを引き継ぎ開いた同店。ラーメン専門店が多く高田馬場・早稲田エリアの中で12年にわたり営業を続けてきた。地域の人や早大生にも親しまれており、卒業生で同店のファンという人も多い。

 「我羅奢」という店名は、明智光秀の娘・細川ガラシャの名前に由来。使う材料が和洋折衷で、絶世の美女といわれた細川ガラシャのように「人を引きつけ離さない独特の魅力を追求したい」との思いが込められている。鶏ガラの「ガラ」にも掛かっている。

 「冷やし鶏塩らーめん」(900円)は2015(平成27)年から夏季に提供を始め、毎年夏の恒例になっているメニュー。昨年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、提供を取りやめており、2年ぶりの復活となる。トニーさんは「楽しみにしていたお客さんから『冷やし鶏塩らーめんをやらないのか』という声をもらい、今年は復活することにした」と話す。

 グランドメニューのラーメンのスープや材料から工夫し、鶏から取った清湯(チンタン)スープに魚介スープを独自に配合したスープを使う。スープは冷やして寝かせることで熟成させ、余分な油を取り除き提供する。トニーさんは「スープを冷やすため、配合を間違えると固まってしまう。味のバランスと固まらないバランスを追求するのに苦労したメニュー」と話す。

 麺は他のラーメンとは異なる専用の細麺を使う。タピオカ粉を含んだ麺で「つやがありツルツルした食感でコシが強い」(トニーさん)という。とろみのあるスープともよく絡むことが特徴。チャーシュー、豚肩ロースのチャーシュー、青ネギ、メンマ、ノリ、卵をトッピングする。麺の量は並=150グラム、中=200グラム、大=250グラムから選べる。

 トニーさんは「期間限定メニューは昨年ハロウィーンラーメン以来。楽しみにしていたお客さんにはこの機会に食べてもらえれば。冷たい鶏塩ラーメンで、暑い夏、コロナを乗り切ってもらえれば」と話す。

 緊急事態宣言中の営業時間は10時30分~20時(日曜は16時まで)。「冷やし鶏塩らーめん」の提供は9月中旬まで。

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