現役プロレスラー河野真幸さんが営むパーソナルトレーニングジム「JUMPING-KNEE」(新宿区高田馬場2)が7月27日、オープンした。
「PERSONAL TRAINING GYM JUMPING-KNEE」のトレーニングマシン
河野さんは2002(平成14)年、全日本プロレスに入団。翌年、故郷北海道の道立総合体育センターでデビュー。第58PWF世界タッグ王座、初代・第10代WRESTLE-1チャンピオンシップなどのタイトルを持つ現役プロレスラー。店名の「JUMPING-KNEE」(ジャンピングニー)は、膝を使うプロレスの技の名前。ジムのエンブレムは子どもの頃から憧れていたという坂井永年さんのイラストを本人の許諾を得て使っている。
河野さんは「長く続くコロナ禍の中で、健康に気を付けたい人、運動不足を気にしている人が増えている。複数の知人からトレーニング方法を教えてほしいという要望も聞く中で、自宅のある高田馬場で自分のトレーニング場を兼ねたジムの開設ができたらと考えた。時期を選んで地域の子どもたちを対象にマット運動などの教室も始めたい」と話す。
ジムには、自転車型の運動器具「リカレントバイク」、自重やダンベルを使うウエートトレーニングマシン「スミスマシン」のほか、背筋などを鍛える「ラットマシン」、電動ルームランナー「トレッドミル」などをそろえるほか、ダンベルなどのトレーニング器具を用意する。
料金は、60分=7,700円、90分=1万1,000円、1カ月2回=1万3,200円、1カ月4回=2万2,000円。別途入会金(3,000円)がかかる。
河野さんは「一般の人を対象に体力維持や健康維持など個別に要望を聞き、目的に合ったメニューを組み立てる。自宅で継続できるトレーニングも組み合わせ、ジムでトレーニングの進捗(しんちょく)をチェックしながら一緒に体づくりをしていく。シャワールームも設置したので、通勤前など通いやすい時間を選んでトレーニングに来てもらえれば」と呼び掛ける。
営業時間は10時~22時。時間外の利用も相談に応じる。完全予約制。