新宿区が9月1日から実施している「がんばろう!新宿応援キャンペーン 第1弾」に広域高田馬場圏の1800店舗以上が参加している。
「がんばろう!新宿応援キャンペーン 第1弾」は、新宿区内における「新しい日常における生活応援を図るとともに、デジタルの力を活用した地域経済の活性化」を目的にしたキャンペーン。区はキャッシュレス決済サービスを「新しい生活様式」として推奨しており、キャッシュレス決済を導入している中小企業・個人店舗をキャンペーンの対象としている。
キャンペーンで使えるキャッシュレス決済サービスは、「au PAY」「d払い」「PayPay」「楽天ペイ」の4つ。利用者には最大で決済金額の25パーセントのポイントを付与する。ポイント付与は1決済事業者あたり、1回3,000円、期間中1万円が上限。ポイント付与の時期や有効期限は決済サービスにより異なる。新宿区民でなくても利用可能。最大6億円を還元する。参加店舗には同キャンペーンのポスターやステッカーが掲出されている。金券の購入や公共料金の支払い、収納代行などはキャンペーン対象外とする。
雑貨店の店主は「本当にお得なキャンペーンなので、全てのお客さまに薦めている。ただ、お支払いのタイミングで決済サービスの残高が無く、利用にしないお客さまもまだまだ多い。お気に入りお店が対象店舗になっている可能性もあるので、ぜひ調べて活用してもらえれば」と呼び掛ける。
広域高田馬場圏でよく食事をするという男性は「学生街ということもあり、老舗でもキャッシュレス対応している店が多い印象。他区の同様のキャンペーンでは『PayPay』だけの自治体も多いが、新宿区は複数の決済サービスも対応していることも特徴。店舗にポスターが掲出されていない場合もあるので、アプリで確認するのがお薦め」と話す。
9月30日まで。