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西早稲田に理容室「DAN BRISE BARBER」 学生時代からの目標「自分の店を」

西早稲田の理容室「DAN BRISE BARBER」のオーナースタイリストの野平直希さん(左、撮影のためマスクを外している)

西早稲田の理容室「DAN BRISE BARBER」のオーナースタイリストの野平直希さん(左、撮影のためマスクを外している)

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 西早稲田に理容室「DAN BRISE BARBER(ダンブライズバーバー)」(新宿区西早稲田3)が9月22日、オープンした。

西早稲田に理容室「DAN BRISE BARBER」のシンボルとなっている小ぶりのサインポール

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 オーナースタイリストの野平直希さんが開いた。店名の「DAN」は男、「BRISE」はBright(輝く)とRise(上昇)の造語で、「男を輝かせ、お客さまに今よりさらに上昇してもらえるように」との思いを込めた。

 野平さんは東京理容専修学校を卒業後、「men's hair Sasaki」(新宿6)に約7年勤務。サイド・襟足部分からトップにかけてグラデーションを作り、刈り上げるフェードカットで多数受賞した経歴を持つ。

 2018(平成30)年10月に行われた「第82回国際理容競技全国大会」で「FADE CUT」部門で優勝。グランドチャンピオンとなり、アメリカ西海岸最大の美容展示会「Los Angels ISSE ロングビーチショー」でのコンペティションに派遣された。2019年5月の「第61回東京都理容競技大会」ではFADE with Accent art部門で優勝。同年10月の「第71回全国理容競技大会」のロースキンフェードカット部門でも優勝。

 店ではオールマイティーに対応するが、野平さんは「フェードカットは技術が求められると同時に、お客さんにうまいか下手かがすぐに分かってしまうカット。自分の技術を高めたいという気持ちもあり、スキンフェードの大会によくエントリーしていた」と話す。

 野平さんの実家は北千住で理容室を営んでおり、両親と兄が理容師として腕を振るっている。野平さんは「いつか自分の店を持ちたい」と学生の頃から強く思っており、これまで準備してきたという。勤務先の了承も得て、ある程度近い場所で店を探す中、早稲田通り沿いの現在の物件を見つけた。野平さんは「見た瞬間、ここだという直感があった」と振り返る。

 店内は木目と白、タイルを基調にし、シンプルで高級感のある雰囲気に仕上げた。理容椅子は3台用意。オープンから連日、満席状態が続いているという。野平さんが投稿していたインスタグラムを見て散髪に来たことがきっかけで出会った母校の後輩がアシスタントとして、野平さんをサポートする。

 メニューは、カット(4,700円~、高校生以下は別料金)、カラー(2,500円~)、ロッドパーマ(4,500円~)、アイロンパーマ(2,800円~)、ストレートパーマ(4,000円~)、ヘッドスパ(30分=2,500円)など。

 野平さんは「今後はスタッフを増やして、3台の理容椅子がフル稼働できるようにしていきたい。予約が途切れない店にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は10時~20時(火曜は13時~)。月曜、第2・3火曜定休。予約は公式サイトからアクセスできるLINE公式アカウントと電話で受け付ける。

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