高田馬場駅前のタックイレブンビルの1階にバー「BAR JunKing(ジャンキング)」(新宿区高田馬場2)が10月30日、オープンした。
水道のトラブルで辛うじて難を逃れた「BAR JunKing」の電飾看板とJIVAさん、アヤナさん
「BAR JunKing」は岩手県出身のJIVA(ジバ)さんとアヤナさんが共同で代表を務めるバー。店名はがらくたを意味する「junk」、王を意味する「King」、進行形を意味する「ing」を掛け合わせた。「ハングリー精神を忘れないように進んでいきたいという気持ちとジャンクの王様を目指したいという気持ちを掛けた」(JIVAさん)という。
同じ高校で学年が2つ違いという2人。JIVAさんが卒業のタイミングで企画したライブイベントでアヤナさんがドリンクを提供する手伝いをしていたことがきっかけで知り合った。JIVAさんは居酒屋で仕事をし、アヤナさんは不動産仲介の仕事をしながらバーを掛け持ちする生活をしているうちに、お互いに自分たちで飲食店をやりたいという気持ちが高まってきた。
昨年3月には同じバーで働くことになり、その後、居酒屋で間借り営業をしたり、ダイニングカフェバーで一日店長を務めたりしながら、現在の物件にたどり着いた。できるだけお金をかけずに、自分たちで壁のクロス、床の張り替え、トイレの内装などを行った。
カラオケができ、店内の複数のモニターでは映像を常に流している。朝8時まで営業していることが特徴の一つで、アヤナさんは「終電前でも、終電を逃しても、始発前でも、始発を過ぎても飲めるミュージックバーがコンセプト」と笑顔で話す。
メニューは、アルコール(550円~)、ソフトドリンク(330円~)、飲み放題(3,300円~)、ボトル(3,300円~)、ボトルセット(1,100円~)、カラオケ歌い放題(550円)。チャージは550円。
JIVAさんは「たくさんの人に支えてもらって、突き進んだら店を持つことができた。たくさんの人にしてもらったことを今度は他の人にしていければと思う。教えてもらったことを実践していきたい。高田馬場を盛り上げていければ」と意気込む。
営業時間は19時~翌8時。