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「西友高田馬場店」が閉店 59年の歴史に幕、実験店舗としての役割も

閉店した「西友高田馬場店」の外観

閉店した「西友高田馬場店」の外観

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 スーパー「西友高田馬場店」(新宿区高田馬場3)が11月30日、閉店した。

「西友高田馬場店」の閉店の貼り紙

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 「西友高田馬場店」は1962(昭和37)年9月に西武ストアー(後に西友ストアーに改組)として、オープン。「セゾンの歴史 上巻」(由井常彦さん編)によると、「東京初のSSDS(セルフ・サービス・ディスカウント・ストア)」として、それまでの他の西武ストアーとは異なる位置付けの実験店舗だったという。

 同書では、西武ストアーで初めてチェックアウトを設置し、生鮮食品や衣料品などのパッケージの研究を行ったり、今では当たり前になった包装や陳列器具を開発したりしており、「西武流通グループにおけるスーパー部門の『創業店』」とも記している。

 閉店の告知は9月1日に店内に掲示された。西友によると「建物オーナーとの契約期間満了につき、閉店する」という。

 閉店告知がされるとツイッター上では「西友高田馬場店が11/30で閉店。このビル自体が取り壊しっぽい。新しいビルが建っても西友は出来なさそうだな。しかし59年もやってたのか。。。」「高田馬場の西友潰れちゃうのか…」「西友高田馬場店では、結局レジ更新がされていなかったので、そういうことだったのですね」(以上、原文ママ)などのツイートがされた。

 最終営業日には、店の窓に「59年間ありがとうございました」の貼り紙を掲示し、店頭で売り尽くしセールの呼び込みを行った。閉店時には閉店をしのぶ人が集まった。シャッターが閉まるタイミングでは、従業員が店内からお辞儀をし、集まった人は拍手を送った。

 西友の広報担当者は「開店以来、地域の皆さまにご愛顧いただきながら営業を続けてきた。これまでのご愛顧とご支援に心からお礼を申し上げたい」と話す。店舗の今後については決定次第、店頭告知やホームページなどで知らせるという。

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