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高田馬場の「静岡おでんガッツ」がオリジナル煎餅 「静岡の老舗の味を東京でも」

「静岡おでんガッツ」スタッフの皆さん(真ん中が店主の市川徳二さん)

「静岡おでんガッツ」スタッフの皆さん(真ん中が店主の市川徳二さん)

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 高田馬場の居酒屋「静岡おでんガッツ」(新宿区高田馬場2、TEL 03-6273-8663)が11月23日、オリジナル煎餅「ガッツ瓦せんべい」の販売を始めた。

「ガッツ瓦せんべい」(3枚入り、220円)

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 店主の市川徳二さんは静岡県静岡市出身。「静岡おでんガッツ」は、市川さんの父親が静岡おでんの店を営んでおり、「父の味を受け継いで、東京にも静岡の温かさを感じられる店をオープンさせたい」との思いから2012(平成24)年にオープンした。

 市川さんが「ガッツ」と呼ばれていたことや印象に残りやすいことから店名は「静岡おでんガッツ」にした。コンセプトは「静岡の大人の駄菓子屋さん」。「駄菓子屋に気取っておしゃれな格好で来る必要はなく、ふらっと来て適当に過ごし、気軽に帰ってほしい」という願いを込める。静岡県産の食材を中心にフード約60種類、ドリンク約90種類を用意。店内は、静岡関連のポスターやグッズなどで装飾する。

 市川さんは、静岡産のものや静岡の文化や伝統を店で紹介するため、常に情報収集をしている。創業153年の静岡の老舗和菓子店「葵煎餅本家」のホームページを見ていた際、「瓦せんべい」にオリジナルの焼印を入れるサービスがあることを知り、「ガッツ瓦せんべい」を考案。年に2、3回行うメニュー改定に合わせて販売を始めた。

 「ガッツ瓦せんべい」には、オープン当初から「静岡おでんガッツ」のキャラクターとして使用している黒はんぺんがモチーフの「おでんさん」を刻印。「材料には砂糖、小麦粉、鶏卵、蜂蜜等が入っており、ちょっぴり甘めで優しいテイスト」という。3枚入りで220円。店内注文のほか、お土産としても購入できる。「持ち帰って配れることからお客さんの反応も良い」(市川さん)という。

 市川さんは「静岡の老舗和菓子店の味を知ってもらいたいと思い、オリジナル煎餅を販売することにした。静岡に観光で行かれる際は、『葵煎餅本家』にも寄ってもらいたい」と話す。

 営業時間は、平日=17時~23時(金曜は24時まで)、土曜・日曜・祝日=16時~23時(土曜は24時まで)。

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