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早稲田精神昂揚会の「100キロハイク」が中止に 来年の開催へ前進も

「早稲田精神昂揚会」の「本庄~早稲田100キロハイク」第58回実行委員長・高橋龍之介さん、第59回実行委員長・関口怜央さん(左から)

「早稲田精神昂揚会」の「本庄~早稲田100キロハイク」第58回実行委員長・高橋龍之介さん、第59回実行委員長・関口怜央さん(左から)

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 「第58回本庄~早稲田100キロハイク(以下、100ハイ)」の中止が11月19日、決まった。

早稲田精神昂揚会の「第58回本庄~早稲田100キロハイク」のポスター

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 埼玉県の本庄早稲田から大隈記念講堂を目指して、約100キロを2日間かけて歩く同イベント。早稲田大学の公認サークル「早稲田精神昂揚会(以下、昂揚会)」が主催してきた。早慶戦、早稲田祭と並び「早稲田大学三大名物行事」とされる。

 昨年開催予定だった第58回は感染症拡大の影響で、例年より1カ月遅い6月に開催を予定していたが延期に。今年10月の実施を目指して準備を進めてきたが、再度の延期になっていた。最終的には1日に短縮した企画も検討したが断念。中止を決め発表した。

 100ハイが中止となるのは記録が残る2000年以降では初めて。第58回実行委員長を務めた昂揚会4年の高橋龍之介さんは「本格的に開催に向けて準備を始めた頃には新型コロナウイルスが流行しはじめていた。この約2年間、実行委員長として、開催しなければいけないという気持ちと開催していいのかという気持ちの間で揺れていた」と明かす。

 イベント自体を廃止にする意見も挙がったという。第59回の実行委員長を務める昂揚会の関口怜央さんは「100ハイは非常に影響力のあるイベント。やらなきゃという使命感を感じている」と意気込む。

 第59回の日程は決まり次第発表する。

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