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西早稲田の「源兵衛子育地蔵尊」で3年に1度の大法要 縁起物の「ゼイタク煎餅」も

12月4日に行われた大法要の様子

12月4日に行われた大法要の様子

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 早稲田通り沿いの「源兵衛子育地蔵尊」(新宿区西早稲田2)で3年に1度の大法要が12月4日、行われた。

「子育地蔵尊」のイラストを刻印した「ゼイタク煎餅」

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 「源兵衛子育地蔵尊」は江戸時代初期に周辺地域を開墾した源兵衛や同じ気持ちで協力した人たちを供養し、功績を記念するため1726年に安置された地蔵尊。西早稲田商店会によると毎月5000人の参拝者があるという。昨年12月に改修工事を行い、広場が広く明るくなった。

 3年前の大法要は音楽イベントなどを行う「地蔵まつり」と合わせて10月に実施していた。今年は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、感染症が落ち着くまで見送っていた。「地蔵まつり」などのイベントは行わず、「子育地蔵尊」を管理する西早稲田商店会や地元の人、区議会議員など関係者を中心に実施した。

 大法要は玄国寺(高田馬場1)の高山住職・副住職が40分ほど読経を行い、西早稲田の老舗和菓子店「石原松花堂(重盛永信堂 西早稲田店)」(西早稲田3)がつくる「子育地蔵尊」のイラストを刻印した「ゼイタク煎餅」を参拝した人に縁起物として進呈した。

 西早稲田商店会の金子磨矢子会長は「『子育地蔵尊』はさまざまな御利益があるとされるが、子どもに関する願い事が成就すると伝えられ、地域からも親しまれている場所。これからも多くの方にお参りしてもらえれば」と話す。

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