早稲田大学放送研究会(以下、早大放研)が「WHK FESTA'21」を12月15日、18日、ユーチューブで配信する。
1946(昭和21)年設立の放送分野に特化したマスコミ系の早大公認サークルで、その規模から早稲田大学の「3大サークル」の一つといわれる。毎年夏と冬に開催する「WHK FESTA」では、番組の企画立案から広報、実施まで一貫して早大放研が行っている。今冬は3つの企画をオンラインで実施する。
「大学生M-1グランプリ2021」は18年目を迎える全国のナンバー1大学漫才師を決定する企画。過去優勝者にはミルクボーイや令和ロマン、ストレッチーズなど、その後プロとして活躍する人も多い。今年は過去最多となる282組の応募があった。1次・2次審査、SNS審査を通過した、逆だったかもしれねェ(東洋大)、ユクカハノナガレ、パリッド(以上、日本大)、炎天下(法政大)、ぼなべんとぅーら、青御膳(以上、早大)の6組で争う。
審査員は、放送作家・タレントの前田政二さん、なかすなかにしの中西茂樹さん、作家・お笑い評論家のラリー達田さん、お笑いライブを企画するK-PROの児島気奈さん、日刊スポーツ新聞社の小谷野俊哉さん。ゲストMCはなかすなかにしの2人。配信は12月18日、14時~15時20分。配信後、2週間は編集したアーカイブが見られる。
「サークル×ワセメシ4番勝負」は早大近くの飲食店の愛称「ワセメシ」とサークル活動がテーマの企画。ワセメシ好きのサークルがチームに分かれ、食事への誘い方、食リポなどで対決する。配信に先立ち、審査員に迎える宮迫博之さんが自身のユーチューブチャンネル「宮迫ですッ!」でワセメシを紹介する動画を公開し、話題になった。12月15日、16時30分~18時。
「The sixth sense~新しいバンカラをここから~」は、学ラン姿で雑技を交えたダンスパフォーマンスを行う早大公認サークル「バンカライズム-万色主義-」とのコラボ企画。先輩が卒業し、新入生が入ってくる前の唯一の単独ステージになる。パフォーマンスとバラエティーコーナーで構成する。12月15日、18時30分~19時10分。
早大放研の風見太郎さんは「例年年末に開催していたが、新型コロナの影響でここ2年間はイベントができない状況だった。今年は感染症対策をすることで、開催にこぎ着けることができた。当会の企画力と豊富な機材を掛け合わせ、この逆境を乗り越えた放研の、早稲田の底力をこのイベントを通じて視聴者の皆さまに届けられれば」と意気込む。