高田馬場にラーメン専門店「江戸麺 GOODLE 高田馬場」(新宿区高田馬場4)が6月23日、オープンした。
ラーメン専門店「江戸麺 GOODLE 高田馬場」の「特上醤油グードル」
歌舞伎町で「串焼鉄板JYUJYU」「美食処(どころ) 和彩美(わさび)」「炭火焼鳥 鳥美庵(とりびあん)」の展開や飲食店コンサルティングなどを行うGRAILの新業態。店名は「GOODな東京(江戸)NOODLEで世界を目指す」が由来。店内は和のテイストを取り入れ、モダンな雰囲気を追求した。席数は7席。
GRAILの総料理長・岩田拓也さんは「これまでさまざまな業態の立ち上げ、新規オープンなどに関わってきた。料理人として、みんなが好きなラーメンはいつかやりたいと思っていた」と話す。経験を生かし、どのようなラーメンを提供するか準備を進めるとともに、約3カ月間で人気ラーメン店を約70店舗食べ歩きして、ラーメンを研究してきた。千葉県にある「ラーメン学校 食の道場」でもラーメンの作り方を学んだ。
厨房(ちゅうぼう)の設計をしながら、できることを見極め、提供するメニューを決めた。鶏と豚を煮出した清湯(ちんたん)スープと再仕込みしょうゆなどを使うしょうゆスープ、ハマグリ、アサリ、シジミを使い、岩塩、藻塩、天日塩などをブレンドする塩スープ、水出しした煮干しスープに粗めの背脂を使う背脂煮干しスープ、豆乳や白ワインを独自に調合する鶏白湯(とりぱいたん)スープの4種類を中心に提供する。国産小麦を使う麺は、ラーメンの種類で加水率などを替えている。
メニューは「醤油(しょうゆ)グードル」(900円)、「味玉醤油グードル」(1,000円)、バラ肉や燻製(くんせい)した鶏ムネ肉のチャーシュー、丸ギョーザ、つみれ卵などをトッピングする「特上醤油グードル」(1,300円)などで、各スープで同じメニュー構成。「フォアグラトリュフ混ぜそば」(2,200円)、「和(あ)え玉」(300円、ハーフ=180円)なども用意する。
店長の戸村圭汰さんは「人柄で勝負していきたい。ラーメンはもちろん自信があるが、接客も大事にしたいと考えている。当店のラーメンを食べてもらえれば」と呼びかける。
営業時間は11時~21時。日曜定休。