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高田馬場駅戸山口に「肉讃岐 甚三うどん」 「香川の食堂で食べる日常のうどん」

「肉讃岐 甚三うどん 高田馬場店」の皆さん

「肉讃岐 甚三うどん 高田馬場店」の皆さん

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 JR高田馬場駅戸山口すぐの場所に讃岐うどん専門店「肉讃岐 甚三(じんざ)うどん 高田馬場店」(新宿区高田馬場4)が6月1日、オープンした。

「肉讃岐 甚三うどん 高田馬場店」の肉讃岐「スペシャル」

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 讃岐うどん専門店で経験を積んできた店主の岡本修平さんが、2015(平成27)年に1号店の大門店(港区)をオープン。新橋に2店舗、神田に1店舗を展開してきた。これまでオフィス街に出店してきたが、新型コロナの影響を大きく受けたため住宅地への出店を意識するようになり、オフィス街と住宅街の2つの側面がある高田馬場に出店を決めた。席数は20席。

 北海道産と九州産の小麦をブレンドした香川県の製粉メーカー「吉原食糧」のうどん粉を使う。店で玉の状態のうどん生地を切って提供する。岡本さんは「熟成をコントロールするために店で切るようにしている。季節によってもうどんの状態は変わる。水分量や塩分も調整しており、いつでもおいしいうどんを食べてもらえるよう努めている」と話す。

 しょうゆは香川県の「丸尾醸造所」、だしに使う煮干しは伊吹産、瀬戸内産、だしに使う砂糖は、さぬき和三盆の「ばいこう堂」から仕入れるなど、現地の食材を中心に仕入れる。

 肉は豚肉を使う。「肉うどんは牛肉をイメージする人が多いと思うが、良い牛肉は値段が高く、安い牛肉はおいしくない。高品質な豚肉なら味も良く、価格が抑えられ、お客さんにも喜んでもらえると考えた」と岡本さん。出身の千葉県の養豚場などを訪問する中で出合った千葉県の銘柄豚「林SPF」を使う。

 メニューは「かけ」(390円)、「ぶっかけ」(430円)などのさぬきうどん7種、「肉汁うどん」(750円)、「肉たましょうゆ」(700円)などの「肉讃岐」7種、「天ぷらうどん」「とり天ぶっかけ」(以上600円)などの天ぷらうどん5種。温かいうどんか冷たいうどんを選べる。店舗ごとに限定メニューを提供しており、高田馬場店では「辛味肉汁(味玉付き)」(830円)、「肉汁カレーつけ麺」(790円)などを用意する。

 岡本さんは「香川の食堂で食べる日常のうどんを目指し、大衆食として食べてもらえる『うどん食堂』を目指している。体制が整えば、ディナー営業も開始する予定」と話す。

 営業時間は11時~15時(土曜は14時まで)。テイクアウトにも対応する。日曜定休。

 (7月31日追記)7月24日から日曜、祝日も11時~14時で営業を開始した。

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