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高田馬場経済新聞が年間アワードを発表 「ロータリーの会」が受賞

高田馬場経済新聞2021-2022年のアワード ライブ配信後の出演者 MCを務めた笠原拓巳さんと(前列右)

高田馬場経済新聞2021-2022年のアワード ライブ配信後の出演者 MCを務めた笠原拓巳さんと(前列右)

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 高田馬場経済新聞は9月2日、早稲田大学公認学生団体「ロータリーの会」を2021-2022年アワードとして顕彰した。

高田馬場経済新聞2021-2022年アワード 最多リアクション賞 金城明日香さん(放映新社所属)

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 高田馬場経済新聞は2018(平成30)年8月に高田馬場・早稲田・目白のエリアニュース配信を開始。今年2月14日からは、芸能プロダクションの放映新社、音楽映像制作・スクール運営を行うGood Communication Japan(以上、新宿区高田馬場1)と協業して、記事を音声で紹介する「耳で聞く高田馬場経済新聞 馬場経ラジオ」の配信を行っている。

 アワードは編集部が、2021年8月~2022年7月までの209記事を対象に、地域貢献度・話題性・ページビューなどを基準に決定。同日、音声配信メディアRadiotalkのライブ配信で発表した。

 ロータリーの会は、「広場という大切なコミュニケーションの場所をきれいにしたい」という思いなどから、2020年1月より高田馬場駅前ロータリー広場の清掃活動や企業とのコラボにより散乱ごみ問題を解決し、街のシンボルにすることを目指し活動する団体。高田馬場経済新聞では、2月に開催したごみ問題解決のための展示会「シンボルの自戒」や、活動開始から拾ったポイ捨てたばこが5月末で累計11万本に達したことなどを記事にしている。

 高田馬場経済新聞編集部は、3年前に早大生が2人で始めた清掃活動が、早大公認サークルとなり後輩に引き継がれ、地域の人たちも巻き込む活動となっていることを評価した。

 同会を立ち上げた新井国憲さんは「以前は自分自身がポイ捨てなどで広場を汚していた。ロータリー広場のごみ問題は、この街では慢性化しているが、やはりこれはおかしいと思い活動を始めた。後輩たちも頑張っているので、支援してもらえれば」と話す。

 現幹事長の末永誠悟さんは「活動の目的達成は想像を超えて簡単なことではないと感じている。他団体とも協力し合って、街全体でより良い高田馬場を目指していきたい」と力を込める。

 また、「馬場経ラジオ」の過去47回の配信中で最多のリアクションを獲得した読み手、金城明日香さんに「馬場経ラジオ 最多リアクション賞」を贈った。

 金城さんは「声優という職業を志す私にとって貴重で、ありがたい経験をさせていただいた。馬場経ラジオをもっとたくさんの人に聞いてもらえるよう、高田馬場の魅力を発信できるよう一層励みたい」と喜びの声を寄せた。

 アワード発表ライブは「馬場経ラジオ」のアーカイブから聞くことができる。

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