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早大近くの家系ラーメン「武道家」が「創業焼豚」 「無駄に肉にこだわりたい」

「武道家本店」店主の滝坂滋晃さん

「武道家本店」店主の滝坂滋晃さん

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 早稲田駅前の横浜家系ラーメン専門店「武道家本店(以下、武道家)」(新宿区馬場下町、TEL 03-3205-3245)が「創業焼豚(チャーシュー)」の提供を9月3日、始めた。

「武道家本店」が創業当時の味を再現した「創業焼豚」

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 「武道家」は、2006(平成18)年に開店。初代店主の菊地輝さんが、新中野のラーメン店「武蔵屋」で修業していたことから、「武蔵屋の道を行く」という意味を込めて「武道家」という店名を付けた。早稲田の雰囲気や早大生の熱量などに魅力を感じ、現在の場所に出店。昨年5月に15周年を迎えた。

 2018(平成30)年に2代目店主となった滝坂滋晃さんが昨年5月、チャーシューを国産豚のモモ肉を使う燻製(くんせい)チャーシューにリニューアル。客から評判を呼び、新しい定番となっている。滝坂さんは「試行錯誤して当店の濃厚スープと合うチャーシューを開発した。一杯の中でラーメンとチャーシューが同居しながら、パンチを出し合っているのが特徴」と話す。

 滝坂さんは「燻製チャーシューが好評だったので、いろんなチャーシューを食べ比べできると、お客さんに喜んでもらえると思った」と話す。国産豚の肩ロース肉を使う以前のチャーシューを「創業焼豚」として復活させた。

 滝坂さんは「スープのうまみをよく吸うチャーシュー。今後もチャーシューのメニューは増やしていく予定。無駄に肉にこだわり過ぎているラーメン店として、やっていければ」と意気込む。

 「創業焼豚」はラーメンのトッピングメニューで1枚50円。営業時間は11時~23時(時短営業の場合あり)。

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