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早大応援部の早慶戦前夜祭「稲穂祭」 3年ぶりに慶大も参加し、対面開催

「第69回早慶戦前夜祭 稲穂祭」でパフォーマンスする早稲田大学応援部リーダー執行委員(4年生)

「第69回早慶戦前夜祭 稲穂祭」でパフォーマンスする早稲田大学応援部リーダー執行委員(4年生)

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 早稲田大学応援部(以下、応援部)が「第69回早慶戦前夜祭 稲穂祭(以下、稲穂祭)」を大隈記念講堂(新宿区戸塚町1)で10月27日、開催した。

「第69回早慶戦前夜祭 稲穂祭」で共演する慶応義塾大学應援指導部と早稲田大学応援部(左から)

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 東京六大学野球・秋の早慶戦を週末に控えるタイミングで「打倒慶応」の士気を高めることを目的として開催される「稲穂祭」。新型コロナの影響で、昨年はオンラインでライブ配信、一昨年は事前録画した動画を配信しており、対面での開催は3年ぶりとなった。早大野球部も3年ぶりに参加した。

 「勝利の賛歌」で幕を開けた「稲穂祭」。第1部では早大のサークルからの応援ムービーに続き、パフォーマンスサークルとのコラボステージを披露。コロナ禍で早大生有志が発表した応援歌「そして紺碧(こんぺき)の空へ」や応援曲メドレーに合わせて、パフォーマンスを披露。各サークルが早大生の自己紹介の定番「学注」を行い、野球部にエールを送った。

 第2部では慶応義塾大学應援(おうえん)指導部(以下、指導部)とともに「早慶応援合戦」を披露。「稲穂祭」では指導部を招くことが恒例だったが、コロナ禍で過去2年は見送られており、3年ぶりに同じステージに立つこととなった。早大の校旗、慶大の塾旗の入場で幕を開けた。

 早大の第1応援歌「紺碧の空」と「ひかる青雲」を応援部が、慶大の第1応援歌「若き血」と「我ぞ覇者」を指導部が、それぞれ披露。応援部、指導部が一緒にステージに立ち、肩を組み共に歌う「早慶讃歌」、早慶戦90周年記念で作られた両校共通の応援歌「Blue Sky WASEDA(KEIO)」も披露した。

 神宮球場の雰囲気が伝わるように演出を工夫した指導部の慶応義塾大学チャンスパターンメドレーに続き、応援部の早稲田必勝応援曲メドレーではリーダー執行委員(4年生)の全10人がそろって登場。迫力のステージに700人以上の参加者(応援部)からは大きな拍手が送られた。

 第3部の野球部壮行会では、応援部の齋藤巽主将から野球部の中川卓也主将へ記念品のペナントを進呈。中川主将は「優勝は惜しくも逃してしまったが、週末の早慶戦は4年生にとって最後の集大成の試合。早大野球部を応援してくれている人、全ての人の思いを背に神宮で選手一同躍動することを約束する。ぜひ神宮にきて、盛り上げていただければ」とあいさつ。早稲田大学校歌を歌い、閉幕となった。

 11月5日、6日開催される早慶戦では、慶大が2勝し勝ち点を得ると優勝、早大が2勝し勝ち点を得ると明大が優勝する。

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