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早大の「早稲田祭」「理工展」閉幕 早慶戦も勝利で広域高田馬場圏ににぎわい

「早稲田祭2022」の赤ふんどし姿で夢を叫ぶ企画「男祭り2022」の様子

「早稲田祭2022」の赤ふんどし姿で夢を叫ぶ企画「男祭り2022」の様子

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 早稲田大学の学園祭「早稲田祭2022」「第69回理工展」、東京六大学野球秋季リーグの「早慶戦」が11月5日、6日に開催された。

「早稲田祭2022」でにぎわう早稲田大学早稲田キャンパスの様子

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 3年ぶりに本格的な対面での開催となった「早稲田祭」と「理工展」。天気にも恵まれ、多くの人が来場し、早大周辺や早稲田通り沿いの飲食店など広域高田馬場圏でにぎわいが見られた。

 「早稲田祭」は感染症対策から事前予約制とし、入場時にデジタルチケットの提示や検温を求め、両日とも午前中から昼ごろまで入場者の列ができた。キャンパス内に設置された各ステージの観覧をチケット制にしたり、食べ歩きを禁止したり、模擬店の飲食スペースを限定したりするなどの対策も行った。

 耐震補強工事や新型コロナの影響で展開できなかった大隈講堂前ステージが4年ぶりに復活し、多くのサークルが日頃の練習の成果を披露した。早稲田アリーナでも3年ぶりにライブイベントを展開した。

 科学に触れられる「理工展」ではスライムなどを作る子ども実験教室、液状化現象が学べる防災教室などの展示企画や謎解きゲームを楽しむ親子連れの姿も見られた。キャンパス内の広場に設置されたステージも人気で、3年生が引退前最後のパフォーマンスを披露するサークルもあった。

 明治神宮球場では東京六大学野球秋季リーグの「早慶戦」が開催された。早大が慶大に2連勝し、2022秋季リーグ戦の結果は明大が優勝、早大が2位、慶大が3位となった。

 運営スタッフ代表の高山都さんは早稲田祭の最後に「私たちはさまざまな苦難に立ち向かってきた。この2年間、先輩方にバトンをつないでいただいたおかげで、多くの方々を迎えて早稲田祭を開催することができた。早大生の思いや情熱に勇気づけられ、一人一人がここから頑張ろうと思うきっかけになればうれしい」と来場者に向けメッセージを送った。

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