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早大近くの雑貨店「switch」が移転12周年 「毎日訪れたくなるような店を」

早大近くの雑貨店「switch」の店長・荒川京子さん(左)

早大近くの雑貨店「switch」の店長・荒川京子さん(左)

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 雑貨店「switch」が11月6日、早大近くに移転して12周年を迎えた。

早大近くの雑貨店「switch」の店内 その1

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 「switch」は学生時代に過ごした吉祥寺で数多くの雑貨店に出合った荒川京子さんが、大手雑貨店での勤務を経て独立し、2007(平成19年)年10月に代官山でオープンした店。「学生街で雑貨店を開きたい」との思いから、2010(平成22)年に早大近くに移転。近くの商店主のアドバイスで早大の学園祭「早稲田祭」の開催日をオープン日にした。

 店名は「気持ちの切り替え、オン、オフができるスイッチのような存在でありたい」という荒川さんの思いから。代官山時代はアンティーク調の雑貨が多かったが、移転後は商品を選定し直し、柄が少なく、シンプルで男女関係なく日常生活で使えるものを多くした。取り扱う商品は全て荒川さんが使ったことがあるのも特徴。

 生活雑貨、インテリア雑貨、服飾雑貨に加え、食品も取り扱う。荒川さんは「学生時代、ほぼ毎日雑貨屋さんに行っていた。毎日訪れたくなるような店作りをしている」と話す。「いつ来ても違う、いつ来ても同じものが買える」が品ぞろえのテーマ。ステーショナリーなどは定番商品として取り扱い、季節感を重視した売り場作りを心がけているという。

 客層は地域住民や早大生、大学の職員が多いという。「自転車でふらっと立ち寄っていただくことも多い」と荒川さん。卒業しても購入したペンケースを使い続ける人や、入学から卒業までswitchで購入した傘を使い続ける学生がいるという。

 荒川さんは「一日でも長く店を続けて、一年、また一年と積み重ねていきたい。ここにswitchがまだあって良かったと言ってもらえるように頑張っていければ」と意気込む。

 営業時間は11時~19時。日曜・祝日定休。

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