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高田馬場駅前で特殊詐欺被害防止・交通安全イベント クリアソンの選手も参加

左から戸塚防犯協会の馬場章夫会長、戸塚警察署の長谷川暁子署長、クリアソン新宿の赤井シャロッド裕貴選手、猪野毛日南太選手

左から戸塚防犯協会の馬場章夫会長、戸塚警察署の長谷川暁子署長、クリアソン新宿の赤井シャロッド裕貴選手、猪野毛日南太選手

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 戸塚警察署が4月15日、「特殊詐欺被害防止・春の交通安全キャンペーン」を高田馬場駅前広場(新宿区高田馬場1)で行った。

赤井シャロッド裕貴選手と猪野毛日南太選手=高田馬場駅前で特殊詐欺被害防止・交通安全イベント

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 年金支給日と春の全国交通安全運動の最終日に合わせて行った。戸塚警察署の長谷川暁子署長は「昨年の秋以降、都内ではオレオレ詐欺被害のうち約7割が警察官をかたった手口。この手口のアポ電は大部分が国際電話経由でかけてくるもので、防止策として『国際電話不取扱受付センター』に申し込んで、国際電話を利用できなくするのが一番」と呼びかけた。

 春の全国交通安全運動については「期間中は大きな事故の発生はなかったが、新学期が始まっており、新1年生の登下校や1人での外出も始まっているので、運動終了後も引き続き、交通ルールの順守とマナーの向上に努めていただきたい」と呼びかけた。

 イベントには新宿区に本拠地を構えるJFLの「クリアソン新宿」の赤井シャロッド裕貴選手と猪野毛日南太選手が「ストップ詐欺広報大使」として参加した。トークショーも開き、警察官をかたる特殊詐欺の手口や警視庁防犯アプリ「デジポリス」を紹介したほか、対策として一度電話を切り、自分で調べた番号にかけ直すことや最新の手口を知ることなどを呼びかけた。

 イベント後には長谷川署長、赤井選手、猪野毛選手のほか、同チームのマスコット「くりあにゃん」と警視庁のマスコットキャラクター「ピーポくん」が啓発チラシを配布した。

 赤井選手は「地域の方々と地域活動を一緒にでき、いい経験になった。チラシ配りの際は、いろいろな方から応援の声を頂き自分自身のパワーにもなった。昨年から交通安全を呼びかける活動もさせていただいている。これからももっといろいろな活動ができれば」と笑顔を見せた。

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