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早大近くに「てぐたんラーメン」 ユニークな内外装で独自の世界観表現

映画「キャスト・アウェイ」をモチーフにした内装

映画「キャスト・アウェイ」をモチーフにした内装

 早大近くのグランド坂通りに「てぐたんラーメン」(新宿区西早稲田1)が6月3日にオープンした。

「辛旨てぐたんラーメン」=早大近くに「てぐたんラーメン」

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 焼き肉店などで経験を積んだ「エエちゃん」が立ち上げた「てぐたんラーメン」。開店と同時に話題を集める店舗の内外装は、トム・ハンクスが主演の映画「キャスト・アウェイ」をモチーフにして、友人とDIYで作り上げた。エエちゃんは「映画の中で、主人公は無人島の洞窟で生きていく。それが、自分がラーメン店というステージに立つワンオペ感とリンクした」と話す。

 無人島の漂着物で作り上げたような内装が特徴の同店。大きめのゴールド鋲(びょう)を使い、焼き色を付けた有機的な形のカウンターテーブルを用意したり、映画で出てくるココナツをたたくシーンをオマージュして、スタイロフォームで作った岩を店内外にあしらったり、映画の中のたき火をイメージしたトムディクソンのライト、自作のハンガー掛けや箸入れを用意したりするなど、各所で世界観を表現した。店内は約10坪、カウンター10席。

 メニューは、「辛旨(うま)てぐたんラーメン」「ビビン冷麺」(以上1,000円)の2種類のみ。「あれもこれでもなく、『この店ではこれだ』という感じにしたかった」とエエちゃん。「辛旨てぐたんラーメン」は「牛のうまみを丁寧に引き出したスープと野菜の甘み、韓国の奥深い辛さ」、「ビビン冷麺」は「甘めのタレに、ほんのりとした辛さ」が、それぞれ特徴だという。

 48時間かけて和紙でこす特注のごま油、北海道産小麦「きたほなみ」の全粒粉を配合し加水率39%で仕上げた特注のラーメンの麺、和牛の牛脂を使うなど、食材にもこだわりを見せる。エエちゃんは「先輩から学んで、料理の足し算・引き算は散々やってきて、完成形の2品に仕上げた。一口目はパンチを、3秒後には頬で感じられるようにしているので、楽しんでもらえれば」と話す。

 オープン以来、学生や会社員、地域住民、外国人など多様な客の来店があるという。ユニークな内外装に店の外から中をのぞき込んで驚く人の姿も見られる。「ユーモアを大切にしたいと思っているので、これからも『そう来たか』と思ってもらえるようにしていきたい」とエエちゃん。

 「お代を頂いて店側が『ありがとう』と思っているところを、お客さまから『ありがとう』と言われる。『ありがとう』がかぶる世界が飲食にあって、そういう空気感も好き。『面白い店があるよ』と言って知り合いを連れてきてもらえる店にしていければ」と意気込む。

 営業時間は11時30分半~21時。

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