新宿区内で活動するゲストのスピーチで地域の人と人をつなぐイベント「新宿区100人カイギ」の2回目が12月18日、高田馬場のコワーキングスペースCASE Shinjuku(新宿区高田馬場1)で開催された。
今回で2回目となる同イベントでは、スポーツヘルスケア分野の新規事業開発などを手掛けるKeepup、ドローン事業を柱とするスカイピークなど複数の事業に関わる高野耀さん、介護施設の業務効率化と経営改善をサポートする「はつらつ」を提供するabc familyの南中花子(みなみなかこ)さん、複数のコワーキングスペース・シェアオフィスの運営に携わるそーほっとの森下ことみさん、野村不動産で法定再開発などの手法を用いた「まちづくり」に携わる安藤響さんの4人に加え、同イベントの発起人でミサワホームに勤務する広中秀俊さんが登壇。広中さんは、住宅メーカーでの業務や男性育休取得率を13%に上げる活動について話題を提供した。
登壇者の一人で、会場となったコワーキングスペースを運営する森下さんは「所属も仕事も家族構成や私生活も十人十色だが、個人の生き方や家族との関係、地域との関わり方などについて、思いや考えが近い人たちが集まっているように感じた。このコミュニティーがどう成長していくのか楽しみ」と話す。
広中さんは「新宿で知り合いを増やしたいという思いで始めた。ゲストスピーカーが累計100人に到達したところで、そのエリアの活動を解散することが『100人カイギ』のルール。新宿区も会場となる2020年の東京オリパラ開催時をゴールに設定し11月にスタートした。会場の手配やスピーカーの選定など運営側の負担は小さくはないが確実に毎月開催していきたい。回を重ねることで、新宿で活動する人のコミュニティーが広がれば」と意気込む。
イベントの翌日、ジェイコム港新宿で放送された同イベントの様子は、地域情報アプリ「ど・ろーかる」でも配信されている。
次回は1月22日19時~開催。エコギャラリー新宿(新宿中央公園内)にて。参加費は1,000円(ドリンク付き)。