創作パフェをはじめとするスイーツを提供する「MID Café(ミッドカフェ)」(新宿区戸塚1)が5月5日、早稲田に移転オープンした。
高田馬場駅から早稲田駅を結ぶ早稲田通りから北側の一角、裏BABA(うらばば)とも呼ばれるエリアに2021年3月にオープンした同店。1940~1960年代の英国や米国のミッドセンチュリースタイルの家具を中心にしつらえた空間で、パフェグラスをテラリウムに見立てて創作する「テラリウムパフェ」をはじめとするスイーツを提供してきた。
高田馬場店が手狭になったことなどから移転を検討。移転先は、運営会社Noi company(ノイカンパニー)が早大通りで営業する別業態の店舗「Rapport Antiquite + Café(ラポール・アンティーク&カフェ)」からも近く、人通りも多いことなどから選んだという。
店舗面積は約20坪、席数は16席。フランスアンティークを基調に、ゆったりとした空間に仕上げた。人通りの多い路面側にショーケースを設置しテイクアウト販売も行う。
カフェで提供するスイーツは季節ごとにメニューを変える。現在は、スコットランド伝統菓子「クラナカン」をパフェ風にアレンジしイチゴなどを飾った春らしい「テラリウム・フルリールパフェ」(3,500円)、バスクチーズ、チーズクリーム、オレンジ、ブラッドオレンジソルベなどをアレンジした「バスクチーズケーキパフェ」(3,000円)、瀬戸内産レモンやシチリア産レモンを使ったレモンクリームの酸味が特徴のパンケーキ「れもん×Lemon×レモン」(2,800円、以上1ドリンク付き)。
ドリンクは、早稲田の「焙煎(ばいせん)工場 さかいち」から仕入れるオリジナルのブレンドコーヒー(620円)、カフェラテ(670円)、チャイラテ(750円)、アールグレイNY(800円)、自家製レモネード(670円)など。
そのほか、カヌレ(400円)、フィナンシェ(300円)、「お花のマカロン」(400円)、ブリュレバスク(500円)などを用意する。
同店の村越一貴さんは「早大通りを含むこの辺りは都会でありながら四季を感じることができる貴重なエリア。早大通りの店舗と共にこの地域を盛り上げていきたい。四季折々の創作スイーツを楽しみに足を運んでいただければ」と呼びかける。
営業時間は11時~21時。