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大隈通り商店会で冬のスタンプラリー 早大生が企画、「行ったことない店に」

大隈通り商店会の安井浩和会長、「まっちワークグループ早稲田」の塩梅春香さん、伊藤大悟さん(左から)

大隈通り商店会の安井浩和会長、「まっちワークグループ早稲田」の塩梅春香さん、伊藤大悟さん(左から)

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 「冬の大隈通り商店会スタンプラリー」が早大近くの大隈通り商店会の17店舗で現在、行われている。

名刺サイズにした「冬の大隈通り商店会スタンプラリー」のスタンプ台紙

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 前回の「秋のスタンプラリー」に引き続き、大隈通り商店会が主催し、早大のまちづくりサークル「まっちワークグループ早稲田」が協力して企画。飲食店や物販、不動産会社に加え、新たに知的障がい者の通所施設「新宿第二あした作業所」に併設する洋菓子店「デュマン」が参加する。

 「秋のスタンプラリー」では、参加店舗から「お客さんと話すきっかけになった」「商店会が活発に動いていることが分かった」などの声があったという。スタンプ台紙はチラシを兼ねたA4サイズだったが、「渡しにくい」「持ちにくい」との声もあり、各店舗に気軽に配布してもらえるように名刺サイズの台紙を作製した。

 参加店舗で1,000円以上の買い物や食事をするとスタンプが1つ押され、4つ集めると地域通貨「アトム通貨」500馬力(500円相当の商品券)と交換できる。「アトム通貨」は早稲田・高田馬場エリアの飲食店、書店や酒店などの物販、整骨院などのサービス業、合計100店舗以上で使うことができる。

 「アトム通貨」500馬力は1000本を用意。副賞は「角帽オギワラ」のバッジセットを2人に、伝統技法「注染」で作る手拭いや浴衣を販売「サカエヤ」のタオルを10人に進呈する。

 「まっちワークグループ早稲田」代表の塩梅春香さんは「学生になじみのある飲食店だけではなく、物販にも魅力的な店があることを知ってもらいたいと思い、今回は先着で進呈する副賞も用意した。普段行ったことのない店に行く機会になれば」と話す。

 同団体の伊藤大悟さんは「この企画も含めて、『興味深い商店街をつくる』というコンセプトで取り組んでいる。街ってこんなに面白いんだ、楽しいんだということを知ってもらいたい」と意気込む。

 アトム通貨との交換は、こだわり商店(新宿区西早稲田1)で行う。12月23日まで(なくなり次第終了)。

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