20･30代を中心とした若い人に、新宿の魅力を伝える参加型イベント「新宿区若者のつどい 2023」が12月16日、戸塚地域センター（新宿区高田馬場2）で開催される。

「若者のつどい2023」が行われる戸塚地域センター

　12回目の開催となる同イベントは、地域や行政・企業・団体とのつながりや、地域参画への意識を若い人に持ってもらおうと、新宿に関わりのあるゲストらによる企画を展開する。4年ぶりの対面開催で、今回のテーマは「リアルでつながる新宿フェス」。新たな人・団体・情報とリアルにつながり、新宿の魅力を知ってほしいとの思いを込めた。前回の会場開催時（2019年）は、約1400人が来場した。

　例年の会場である新宿文化センター（新宿6）は、特定天井等改修工事で2025年9月末まで休館のため、今年は戸塚地域センターで行う。

　1階で開催する「ヴィヴィアン佐藤×エンパク　―出張推し活展―」は、アーティストのヴィヴィアン佐藤さんの写真展と、早稲田大学演劇博物館（西早稲田1）で春に開催された「推し活！展―エンパクコレクションからみる推し文化」がコラボし、同イベントのために再構築して展示する。

　その他、ヨガ教室や占い鑑定、ボードゲーム会、クッキングコーナー、お金のトラブルに関するセミナーなどの企画が行われ、カフェスペースやキッチンカーも出店する。会場には行政や団体の情報ブースも設けられ、「寺嶋由芙、新宿あわわのイベントレポート」では、アイドルの寺嶋由芙さんと新宿区食品衛生協会の手洗い推進キャラクター「新宿あわわ」らが、各ブースを紹介する。

　同イベントを運営するH14社長の大森徹哉さんは「4年ぶりのリアル開催となり、7階メインステージでは元プロボクサー村田諒太さんと吉住健一新宿区長によるトークショーなどを行い、『課題解決ゲーム』はその場で初めて出会った人たちとチームを組み、ミッションクリアを目指す企画。当日飛び込み参加も歓迎。是非遊びに来てもらえたら」と呼びかける。

　開催時間は12時～17時。入場無料。