オレンジコートショッピングセンター会(新宿区大久保3)が、中庭広場に設置したモミの木のクリスマスツリー前で12月20日~22日、クリスマス企画のイベント「オレンジコートにサンタさんがやってくる!」を行う。
オレンジコートショッピングセンターの中庭広場にあるクリスマスツリー
東京都施行再開発事業の第1号案件として整備された西大久保地区(ニュータウンオークボ)に立地する同会。1981(昭和56)年に発足し、現在は再開発以前から続く商店を含む26店舗が加盟する。飲食店や青果店、精肉店、クリーニング、薬局、医院など幅広い業種が軒を並べる。
2019年、オレンジコートショッピングセンター会の副会長(現会長)矢吹通康さんら若手経営者が中心となり、大型のクリスマスツリーの設置を始めた。クリスマスツリーのイルミネーションは、近隣エリアの冬の風物詩になっている。
昨年は初めてイルミネーションの点灯式を開催。集まった子どもたちにサンタクロースに装った商店主たちがお菓子袋を配布し、クリスマスカードが入ったお菓子袋を手にした2人の子どもが点灯ボタンを押した。今年は11月21日に点灯した。
「オレンジコートにサンタさんがやってくる!」では、毎日16時からクリスマスツリー前で、サンタクロースが子どもにお菓子をプレゼントする。毎日先着300人。
矢吹さんは「昨年の点灯式は大盛況で、お菓子が足りなくなってしまい、小さい子ども優先にせざるを得なくなった。その経験を生かし、より子どもたちに喜んでもらえるように、お菓子の数を大幅に増やした」と話す。
「『今年もやるの?』と聞かれることも増え、クリスマスツリーの取り組みも定着してきた。お菓子をもらった子どもたちが大きくなった時に『ここでお菓子をもらったよ』と話してもらえるようなイベントになれば」と意気込む。
クリスマスツリーのイルミネーションは2023年1月中旬まで。