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高田馬場のドライフラワー専門店「イロトリドリ」が1周年 多目的空間も

「イロトリドリ」のオーナー・杉本裕樹さん

「イロトリドリ」のオーナー・杉本裕樹さん

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 高田馬場駅近くのオレンジコートショッピングセンターにあるドライフラワー専門店「イロトリドリ」(新宿区大久保3)が12月6日で1周年を迎えた。

店内の様子 その1=高田馬場のドライフラワー専門店「イロトリドリ」が1周年

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 店主は、オレンジコートショッピングセンターに隣接するニュータウンオークボで生まれ育った杉本裕樹さん。ドライフラワーに加え、プリザーブドフラワー、アーティフィシャルフラワーのブーケやアレンジ、花材、仏花、インテリアなどを扱う専門店。店のコンセプトは「枯れないお花と何かいろいろ」。

 杉本さんは「生まれ育ったこの場所を盛り上げたいと思っていたところ、店が空いたので出店することにした。パパ友で『パンとコーヒー 馬場FLAT』などのオーナー・矢吹通康さんたち、若い経営者がおしゃれな店を始めていたことも自分で店を持ちたいと思うきっかけになった」と話す。

 オレンジコートショッピングセンター内にあった生花店が閉店してしまったことで、地域の人から生花店を求める声を聞いていた杉本さん。生花は廃棄によるフラワーロスも多く、運営が難しいと判断し、保存期間が長いドライフラワーなど扱う専門店にすることにした。学生や社会人のプレゼント用から年配の地域住民まで幅広い客層の来店があるという。

 取り扱う商品は、杉本さんが自ら探して、声をかけたフラワーデザイナーが作るブーケ(3,000~4,000円程度)を中心に、「プレゼント用によく使われる」というアレンジ(1,000~2,000円)など幅広い価格帯でそろえる。季節ごとにアレンジも用意し、来店した客に季節感を訴求する。現在5人のフラワーデザイナーの作品を扱っている。

 店の半分は多目的スペースになっており、フラワーデザイナーが講師を務めるレッスンや、参加者が自分たちで作り上げるワークショップなどを開いている。杉本さんは「多目的スペースでは、誕生日会をやったり、地域の人が話をする場になったりすることで、お客さん同士が仲良くなってもらえる空間になっている」と話す。

 「今後は花とワークショップだけではなく、花と音楽、花とアートなど、子どもからシニアまで楽しんでもらえるイベントを発信してければ。オレンジコートショッピングセンター全体を盛り上げていく施策にも取り組んでいきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~19時。土曜・日曜・祝日定休。定休日でも、レッスンやワークショップの開催時は営業している。

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