新宿区の戸山公園で大久保地区疎林広場を中心に、雨水排水改善のため老朽化した園路・排水施設・出入り口施設などの改修工事が行われている。
戸山公園は1954(昭和29)年に開園。明治通りを挟んで東西に箱根山地区と大久保地区があり、約19万平方メートルを有する。
工事対象エリアは高田馬場口付近の芝生広場東側から明治通り口につながる疎林広場。同エリアでは、大雨の際に園路が冠水するなどの被害が発生し通行止めにして対策を講じるなどしてきた。今回の工事で大規模な抜本的対策を講じるという。
園路の一部はジョギングコースとして親しまれているほか、散歩道、通学路などとしても利用されている。同園では公園入り口や閉鎖出入り口に、コズミック通り、諏訪通りへの迂回(うかい)路の案内を掲示する。
戸山公園サービスセンターの杉山俊司センター長は「公園をより安心安全に使っていただくための環境整備を進めている。一時的に不便をおかけするが、理解と協力をお願いしたい」と呼びかける。
工事終了は8月中旬ごろを予定。