「陳麻家(ちんまーや) 高田馬場店」(新宿区高田馬場2)が3月21日、高田馬場の早稲田通り沿いにオープンした。運営はアスラポート(中央区)。
「陳麻家」ブランドをフランチャイズ展開する同社の直営店舗で、「陳麻(マーボー豆腐)飯」と「担々麺」が看板メニュー。店舗面積は約10坪。席数はカウンター10席。同社直営の店舗がなかった中で、同ブランドを創業した中華料理店「東京酒楼」の松澤伸光さんにアドバイスをもらうなどし、出店したという。
「回転が速いという陳麻家の特長を生かし、コンパクトな店舗で『中華ファストフード』をコンセプトにオープンさせた」と同社の小田中泰朗さん。高田馬場への出店については、「若い人の認知度が高くない陳麻家を知ってもらいたいという思いがある」と話す。
「陳麻飯」(750円)は四川サンショウと独自配合したラー油で、「シビカラ」を演出。注文時に辛さの調整ができるほか、卓上には花椒(ホアジャオ)を用意する。「担々麺」(880円)のスープにはゴマペーストのほか、芝麻醤(チーマージャン)を使うことで、味の深みやゴマの香りを引き立てているという。どちらも店内で仕込んでいる。
トッピングメニューとして「鶏の唐揚げ(1個)」(120円)や「温泉たまご」(100円)、「揚げ茄子(ナス)」(150円)などを用意する。「春巻き(2本)」「ごまだれ肉みそ豆腐」「ピリ辛たたきキューリ」(以上、280円)などのサイドメニューのほか、「生ビール(マルエフ)」(390円)や「レモンサワー」「ハイボール」(以上、290円)を用意し、ちょい飲みの需要にも応える。
オープンから3週間ほどでリピーターも付いてきているといい、店長の大森克朗さんは「辛い物が好きな人はもちろん、辛いのが得意ではない人も辛さが選択できるので、ぜひ足を運んでもらえれば」と呼びかける。
営業時間は11時~23時。