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高田馬場のジビエ居酒屋「米とサーカス」が8周年 常連客ら集まり祝杯

「米とサーカス」8周年を祝いに集まった常連客たち

「米とサーカス」8周年を祝いに集まった常連客たち

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 JR高田馬場駅前のジビエ居酒屋「米とサーカス高田馬場店」(新宿区高田馬場2)が3月18日、8周年を迎えた。

「米とサーカス 高田馬場店」を運営する宮下企画のメンバー

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 ゴールデン街にあるバー「ゴールデンダスト」(歌舞伎町1)を運営する宮下企画の2店舗目で、ジビエ専門店として2011年にオープン。当初はシカやイノシシ、クマなど定番のジビエが中心だったが、徐々にラクダ、アライグマ、ワニ、ダチョウなど種類を増やしてきた。現在はオープン時の約10倍近くの種類のジビエを取り扱う。

 バレンタインデーの企画として、イナゴのつくだ煮をチョコレートでコーティングしたメニューを提供したところ、客から評判だったことがきっかけとなり、2015年から昆虫食にも取り組み始めた。最近でも、ひな祭りの3月3日には昆虫をあしらったパフェ「虫パフェ」(1,648円)を限定5食で提供するなど、高田馬場で話題に欠かない飲食店として知られている。

 3月18日は8周年にちなみ、何杯飲んでも生ビールを8円で提供する「8円祭」を開催。常連客や近隣の飲食店の店主が集い、同店の8周年を祝った。同日から馬料理を提供する「8種の桜祭り ~馬並みなのね、私はトリコ~」も開催。メニューは、「桜の金玉スライス バター醤油(しょうゆ)焼き」(1,280円)、「桜の大動脈」(710円)、「桜脊髄のポン酢和(あ)え」(780円)などで、春をイメージした企画となっている。

 石井翔店長は「多くのお客さまに支えていただき、8周年を迎えることができた。この数年間でジビエの認知は向上、昆虫食も以前に比べて知られるようになってきた。8年前から取り組んできた食材が世の中に広まってきてうれしい。これからもジビエや昆虫食の可能性を追求していきたい。『8種の桜祭り』の次はジビエの睾丸(こうがん)をさまざまな調理で提供する『キンタ祭り』を開催予定。こちらも期待いただければ」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は17時~24時。「8種の桜祭り」は3月31日まで。

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