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早稲田大学で「Museum Week」 大学内のミュージアム4施設の魅力伝える

「Museum Week 2019」の運営に関わる文化推進学生アドバイザーの宇代航希さん、田巻直子さん、丸林ありあさん、渡邉早紀さん、佐伯結衣子さん(左から)

「Museum Week 2019」の運営に関わる文化推進学生アドバイザーの宇代航希さん、田巻直子さん、丸林ありあさん、渡邉早紀さん、佐伯結衣子さん(左から)

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 早稲田大学が「Museum Week 2019」を5月20日から、早稲田大学早稲田キャンパスや戸山キャンパスなどで開催する。

昨年開催された「Museum Week 2018」の「Museum LIVE」の様子

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 キャンパスそのものをミュージアム化することを目標の一つにしている早稲田大学。学内には「坪内博士記念演劇博物館」「會津八一記念博物館」「早稲田大学歴史館」「早稲田スポーツミュージアム」がある。同イベントは4つのミュージアムの魅力を多くの人に体感してもらうことを目的として2015年から毎年5月に開催。期間中はミュージアムを舞台とし、現役早大生のライブパフォーマンスやプレゼント企画、コンサートなどを行う。

 開学以来の早稲田大学の現在・過去・未来に関する情報や資料を展示する「早稲田大学歴史館」では、ギャラリートークや歴史館検定など早稲田大学についての学びを深める機会を提供する。「聳(そび)ゆる甍(いらか)」エリア前では、大隈重信が「一目で早大生と分かるように考案した」という角帽とマントを身に着け、昔の学生のファッションで記念撮影ができるスポットを用意する。

 會津八一を含む多くの収集家のコレクションを展示する「會津八一記念博物館」では、横山大観と下村観山の合作「明暗」を特別に公開。直径が445センチある作品で、2号館が図書館として建設された当初に描かれた。ロシア人女性画家ワルワーラ・ブブノワの絵画展示や富岡重憲のコレクション展示も企画。5月30日には早稲田大学混声合唱団、31日には早稲田大学交響楽団によるミュージアムコンサートも開く。

 「早稲田スポーツミュージアム」は3月20日にオープンした新しい施設で、長い歴史を誇る「早稲田スポーツ」の栄光のシーンやエピソードを写真や映像で展示している。「坪内博士記念演劇博物館」はバリアフリー化のためのエレベーター設置工事により9月26日まで休館となっている。

 「會津八一記念博物館」前では、早大生のサークルによるライブやコンサートを多数行う。5月20日、23日、27日は、各日12時15分~50分でダンスや音楽を披露。29日の12時10分~50分は、6月1日・2日に控えている野球の早慶戦を前に両校の応援部による合同応援デモンストレーションを行い、神宮球場での勝利と「Museum Week 2019」の盛況にエールを送る。

 早稲田文化を創造・発信する学生ボランティア「文化推進学生アドバイザー」が手掛けるプレゼント企画や限定コラボメニューも展開。オリジナルデザインのモバイルバッテリーがもらえる「ミュージアムワードパズル」やトートバッグがもらえる「キャンパスはミュージアム!?フォトラリー」などのプレゼント企画や、「Museum Week 限定コラボメニュー」として生協とコラボした「早稲田アリーナタツタ丼」、早稲田小劇場どらま館にあるコッペパン専門店「COPPE」とコラボした「予想外が待っている!?MW(モチモチワクワク)タピオカ」、早稲田大学歴史館にあるカフェ「Café Clio」とコラボした「ピンク三昧(ざんまい)!スペシャルスイーツ」、西早稲田にあるカフェ「ホイッスルカフェ」では緑豊かな戸山の丘をイメージした「戸山の丘パスタ」を準備した。早大内のミュージアムを楽しく巡れるよう工夫する。

 イベント限定のオリジナルグッズは8種類。早稲田大学のマスコットキャラクターである「ワセダベア」のマスコットキーホルダー、早稲田大学の紋章入りのモバイルバッテリーなどは対象のイベントを達成した先着1000人に進呈。そのほかにも缶バッジ、チケットホルダー、クリアファイルなどを用意する。8種類のうち6種類以上集めた先着100人にはスペシャルプレゼントとして「ミュージアムウィークTシャツ」を進呈する。

 イベントの最新情報は「早稲田文化」のウェブサイトで更新する。イベント当日の模様はツイッター、フェイスブック、インスタグラムでハッシュタグ「#ミュージアムウィーク」を付けて随時発信する予定。

 文化推進学生アドバイザーの丸林ありあさんは「『Musem Week』は今年で5年目となり、テーマカラーのピンクも定着してきた。ライブパフォーマンスに出演するサークルが増えたり、学生アドバイザーの企画の数を増やしたり、昨年よりも規模を大きくすることができた。近隣飲食店との限定コラボメニューにも取り組んだので、来場者が近隣エリアを回遊してくれるとうれしい。子どもから年配の方まで幅広く楽しむことができるコンテンツを多数用意したので、『早稲田文化』の魅力に触れることのできる『Musem Week』に来場いただければ」と呼び掛ける。

 入場無料。今月31日まで。

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