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高田馬場の「昆虫食」自動販売機 ジビエ居酒屋「米とサーカス」内に

「米とサーカス 高田馬場店」の店舗外観

「米とサーカス 高田馬場店」の店舗外観

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 昆虫食の自動販売機が4月27日、JR高田馬場駅前のジビエ居酒屋「米とサーカス 高田馬場店」(新宿区高田馬場2)に設置された。

店頭に新たに設置された「昆虫食の自動販売機」

 同店はジビエ専門店としてシカやイノシシ、クマなど定番のジビエのほか、ラクダ、アライグマ、ワニ、ダチョウなども提供。ジビエの睾丸を中心にした「おち○ぽビンビン!キンタ祭り」、馬の各部位を提供する「8種の桜祭り~馬並みなのね、私はトリコ~」などユニークな企画にも取り組む。

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 バレンタインデーにイナゴのつくだ煮をチョコレートでコーティングしたメニューを限定提供したところ、客から評判だったことがきっかけとなり、栄養価の高さや環境保全の観点から注目の集まる昆虫食の普及にも取り組み始めた。昆虫食の企画として「未来の食卓、昆虫料理 vol.3」や「昆虫食を楽しむ会」にも会場を提供する。

 昆虫食の自動販売機は、昆虫食を身近なものとして感じてもらうために設置した。商品はより昆虫そのものの味わいが楽しめる「フタホシコオロギ15グラム」「スーパーワーム15グラム」「アーマーテイルスコーピオン2匹」「サゴワーム10グラム」「シルクワーム15グラム」(以上、1,000円)、酒のつまみなどに合うようにスパイスなどで味付けた「Eat Grub クランキー ロースト クリケット ペリペリ 12グラム」「Eat Grub クランキー ロースト クリケット BBQ 12グラム」「Eat Grub クランキー ロースト クリケット スイートチリ&ライム 12グラム」(以上、800円)、「米とサーカス 手拭い」(1,000円)などを用意する。米とサーカスのオリジナル商品も購入できるようにする。

 同店で飲食をした客が土産として購入することが多いが、店の営業時間外に訪れ購入する人もおり、「当初想像していた以上の売れ行き」という。今後は設置箇所を増やしたり、オリジナル商品を開発したりすることで、より多くの人に昆虫食を届けられるように取り組んでいく。「自動販売機の構造上、透明のケースに入れているが、透明のケースは必ず回収ボックスに返却してほしい」と話す。

 米とサーカスの佐藤亮介さんは「昆虫食は栄養価も高く、全世界的に注目を集め始めている。高タンパクなコオロギを原材料にしたプロテインバーも開発されており、東京オリンピックに向けてコオロギで筋肉をつける人も出てくると思う。見た目やこれまでの常識からちゅうちょする人は多いが、食材としての価値は高い。必要なのは『口に運ぶ勇気だけ』、ぜひ未知の体験をしていただければ」と呼び掛ける。

 店鋪の営業時間は17時~24時。昆虫食自販機は24時間購入できる。

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