「早稲田大学・慶応義塾大学応援部合同応援デモンストレーション」が早稲田大学の會津八一記念博物館前で、5月29日に開催された。
早稲田大学・慶応義塾大学の各応援部とワセダベアの集合写真(提供:早稲田大学文化企画課)
早稲田大学にある「坪内博士記念演劇博物館」「會津八一記念博物館」「早稲田大学歴史館」「早稲田スポーツミュージアム」の4つのミュージアムの魅力を伝えるイベント「Museum Week」の一環。両校の応援部が、1000人を超える観客を前で「早慶戦」での勝利と、5月末まで開かれる「Museum Week」の盛況にエールを送った。
今年は4年生が歴代最多の51人ということを生かし、最後に披露した「コンバットマーチ」ではリーダーとチアリーダーズ全員で同じ振り付けをし、「迫力あるステージを作り出した」という。5月24日には、慶応義塾大学日吉キャンパス、28日には同大三田キャンパスでも合同応援デモンストレーションを行っている。
早稲田大学応援部の代表委員主将の下田隆博さんは「応援部の規模と厳しさ、応援部に所属することでさらに成長できると考え入部した。先輩から引き継ぐ伝統を守るとともに、今後も応援部が続いていくために『革新』を目標に掲げ、時代に合った部にしようと試みている」と話す。
東京六大学野球連盟が主催し、明治神宮野球場で4月13日から開催されている「2019春季リーグ戦」は、第7週までが終了。第7週までの結果で1位=明治大学、4位=立教大学、5位=法政大学、6位=東京大学が確定している。最終週の第8週は早稲田大学と慶応義塾大学が2位と3位を争い、6月1日・2日に直接対決を迎える。
下田さんは「週末の早慶戦では応援でも野球でも慶応に絶対勝つ。約180人の部員をまとめ、全員で応援席を盛り上げていきたい。学生はもちろん、一般の人も観戦に来ていただければ」と呼び掛ける。
試合は両日とも13時から。チケットは、各大学の応援団と一緒に応援する「応援席券」=500円、「外野席券」=800円、「内野席券」=1,300円、「学生内野席券」=800円など。応援席は、早稲田大学=1塁側、慶応義塾大学=3塁側。