早大通りにある野田屋酒店(新宿区早稲田鶴巻町、TEL 03-3203-7256)が日本酒の「乾杯イベント&試飲即売会」を10月1日に行う。
乾杯イベントで提供する「純米酒 無濾過原酒・生」「純米酒 舟来屋」「咲くら 特別本醸造」「Sparkling Spiritual beauty」
日本酒造組合中央会が、本来は月の記号という十二支の10番目「酉(とり)」がつぼの形を表す象形文字で酒を意味していること、10月が新米を収穫し酒蔵が酒造りを始める時期であることなどから、1978(昭和53)年に10月1日を「日本酒の日」と定めた。
日本酒の日に合わせて、同会が全国の酒蔵や飲食店などに呼び掛け、全国各地で日本酒の乾杯イベント「全国一斉 日本酒で乾杯!2019」を行う。期間中にイベント公式ホームページやフェイスブック、ツイッター、インスタグラムに日本酒で乾杯した写真を投稿すると、抽選で「日本酒で乾杯!」グッズがもらえる企画も行う。野田屋酒店もその一環としてイベントに取り組む。
同店のイベントでは、初めの乾杯後、店内のカウンターを囲みながら、お薦めの日本酒の試飲と即売会を行う。試飲で提供する日本酒は、福源酒造(長野県)の「純米酒 無濾過(むろか)原酒・生」、桜うづまき酒造(愛媛県)の「Sparkling Spiritual beauty」「咲くら 特別本醸造」、男自慢酒造(山口県)の「龍(たつ)の尾 純米吟醸」「無量(むら) Special 純(特別純米)」などで、今年から同店が取り扱いを始めた銘柄が楽しめる。都内では同店のみが取り扱うという八鹿酒造(大分県)の「純米酒 舟来屋」も提供する。即売会では、清酒に限り1人3本まで10%引きで購入できる。
野田屋酒店の古川智恵子さんは「私もさまざまな酒蔵に訪問させてもらうが、説明を受けるだけでなく、実際に飲んでみて分かることも多い。珍しいお酒を用意しているので、お酒を造っている人の気持ちを感じてもらえれば。初めての取り組みだが、好評だったら継続していきたい」と意気込む。
開催時間は19時~20時。参加費は500円。定員は先着20人(未成年不可)。参加申し込みは野田屋酒店まで。