キックボクシングジム「LARA TOKYO」(豊島区高田3、TEL 080-7372-3030)が12月9日、オープンした。
「デジタルに囲まれた社会で、体の健康だけでなく、心の健康も提供したい」との思いから、キックボクシングジムをオープンすることに。トレーニング中に映像を映し出す135インチのスクリーン、男女別の更衣室、シャワーなどを完備し、幅広い世代に来てもらいやすいように「内装は清潔感を重視した」という。店舗面積は36坪。
トレーナー5人のうち2人は現役のK-1選手。レオナ・ペタスさんは、今年9月に行われた「K-1 KRUSH FIGHT」で西京佑馬を破りスーパーフェザー級王者になった。ペタスさんの弟・加藤虎於奈(こおな)さんも「第18回K-1アマチュア チャレンジAクラス-70キロ」で優勝した経験をもつ現役選手。
「LARA TOKYO」の会長で2人のコーチを務め元プロキックボクサーの半澤英俊さん、ムエタイの元世界王者、リカ・トングライセーンさん、キックボクシングのアマチュア大会に出場したことをきっかけに美容師を辞めプロファイターを目指すKAIさんもインストラクターに加わる。
レオナさんと加藤さんは、12月14日開催される「K-1 KRUSH FIGHT.109」に出場。メインイベントの「K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級タイトルマッチ」でペタスさんは初の防衛戦で山本直樹選手と、セミファイナルの「K-1 KRUSH FIGHTウェルター級」で加藤さんは牧平圭太選手と、それぞれ試合を行う。
レオナさんは「初めての防衛戦、しっかりここで勝ってチャンピオンベルトを守りたい。試合で結果を残して、ジムの名前も知られるようにしていきたい」と話す。加藤さんは「今年最後の試合。『K-1クラッシュ』当日の最後の2試合を加藤兄弟でしっかり勝って締めたい。ジムは最高の環境が整っているので、多くの方に来ていただければ」と意気込む。
会費は、クラス開催時間とフリータイムに無制限で参加できる「ベーシック会員」(9,800円/月)、専属トレーナーが個人に合わせたトレーニング内容でレッスンする「パーソナル(会員)」(1回45分、6,000円~)、「パーソナル(非会員)」(同、8,000円)、手ぶらで参加できるウエアやタオルなどの貸し出し(200円/回)など。
半澤さんは「防音仕様にしているので、ジムの会員さんと一緒にスクリーンで試合観戦をすることも計画している。現役選手からトレーニングを受けることで、その選手が試合でどのような戦いをするか、試合でどのような結果を残すかという思い出をジムに通ってくれる人と共有していきたい。選手と一緒に成長していけるジムにしていければ」と話す。
営業時間は10時~22時。