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高田馬場の芳林堂書店で中世ヨーロッパのレシピ同人誌 「おうち時間で料理体験」

「芳林堂書店高田馬場店」4階で展開中の「コストマリー事務局」と「音食紀行」の同人誌(左から)

「芳林堂書店高田馬場店」4階で展開中の「コストマリー事務局」と「音食紀行」の同人誌(左から)

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 「芳林堂書店高田馬場店」(新宿区高田馬場1、TEL 03-3208-0241)が、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止になった「コミックマーケット98」で発売予定だった中世ヨーロッパのレシピ同人誌2種を現在、販売している。

レシートに「文具」を記載されることが話題になった中世ヨーロッパのかぶとなどの売り場

 書籍以外にもグッズ販売や各種フェアに取り組むことが特徴の書店。4階の売り場では、店員の大内学さんが歴史をテーマにしたコーナーを展開。羊皮紙や羽ペン、かぶと・よろい、模造刀など約150アイテムを販売している。以前行われた店頭イベント時に、かぶとなどを購入するとレシートに「文具」と記載されたことや、「うっかりツイートしてしまった」(大内さん)というハッシュタグ「#中世ヨ」などがネットで話題になったこともある。

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 新たに販売を始めたのは、過去に食されてきた料理を「歴史料理」として再現を試み、その料理を提供するプロジェクト「音食紀行」と、中世ヨーロッパ時代にあった料理・舞踏の再現、アレンジを施した料理レシピ研究を中心に活動する「コストマリー事務局」の同人誌。大内さんは「外出自粛でおうち時間を活用して、中世ヨーロッパのレシピで料理に取り組む人も増えている。難しい料理はないので、気軽に楽しんでみてほしい」と話す。

 「音食紀行」の「プロイセン 普飯 Teil.1」(1,320円)は、「コミックマーケット97」で販売したレシピ本。今回入荷したのは、初版が好評で売り切れたため、装丁を変えた第2刷。バルト海沿岸の地名であったプロイセンから始まる歴史にひも付く5つの料理のレシピと関連するテキストなどで構成。音食紀行の遠藤雅司さんのほか、音楽翻訳ライターの白沢達生さん、同書の装丁も行った海藻さんも寄稿している。初版の誤字脱字も修正した。B5サイズ、64ページ。5月末に入荷。

 「コストマリー事務局」の「深き西洋中世の食レシピ vol.4『中世欧州の野菜と豆のスープ』」(990円)は、ヨーロッパ各地の野菜・豆を主原料にした料理にフォーカスしたアレンジレシピ集。中世ヨーロッパの薬物の知識を集めた「本草書(ほんぞうしょ)」などの書物を文献にしている。B5サイズ、24ページでオールカラー。6月16日に入荷。シリーズ4作目で、芳林堂書店高田馬場店では1作目~3作目も在庫している。

 大内さんは「両サークルの同人誌は、書泉芳林堂書店の専売。当店では、新刊・既刊の同人誌のほかにも、商業誌の『中世ヨーロッパのレシピ』(コストマリー事務局、新紀元社)、『宮廷楽長サリエーリのお菓子な食卓』(遠藤雅司著、春秋社)なども常時在庫している。中世ヨーロッパ関連書籍も充実させているので、興味のある方は来店いただければ」と呼び掛ける。

 新型コロナウイルス感染症対策として、アルコール消毒、飛沫(ひまつ)防止シート、トレーを使った金銭の受け渡し、店内のソーシャルディスタンスの呼び掛けなどを行っている。時短営業中で10時~21時(土曜・日曜・祝日は20時まで)。

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